健康食品で「 安心 ・ 安全 」と言ってもいいですか?

こんにちは、 薬機法(薬事法)を守りながら 売上 をアップさせるコピーライター & マーケティング コンサルタント 田中 由那子 です。

夏らしい日が続きますね。皆様どうか熱中症にはお気をつけくださいませ (*´꒳`*) こまめな水分摂取を。

 

ある時、こんな質問をいただきました。

 健康食品 で「 安心 ・ 安全 」と言ってもいいですか?

 

そこで、今日はご質問の広告文章が OK表現 か?  NG表現 か?について学んでいきます (*´꒳`*)

 

 健康食品 で「 安心 安全 」と言えますか?

みなさんはこちらの文章を見て、OKだと思いますか? NGだと思いますか?

 

これは、なぜ安心・安全と表現したいのか?を考える必要があります。

この文章だと何を持って「安心安全」と表現したいのかが明らかになっていません。

 

例えば・・・

「 無添加 なので 安心 」「 オーガニック なので 安心 」など、場合によって安心安全の意味合いが異なってくるからです。

 

答えとしては、この文章だけではOK・NGかの判断ができません となります。

参考までに

「無添加なので安心」と表現したい場合には、「◯◯(成分) 無添加 」や「◯◯ フリー 」というように成分名を 具体的 に明記すると良いでしょう。

また、「 オーガニック なので安心」という言葉は、 薬機法 上は特に規定がありませんので、 景品表示法 でOKかを考えます。オーガニックで安心と言える明確な根拠があるかどうかがポイントになるのです。論文レベルで実証されているデータがあれば、その範囲で表現することができます。

 

景品表示法 って何?という方はこちら↓をご覧ください

知るべきは 薬機法 だけではなかった!~ 景品表示法 ~

絶対押さえておきたい 景品表示法 のまとめ

このように、該当の文章だけでなく、前後の文章や画像などと合わせて検討する必要があります。文字だけにとらわれないようご注意ください。

 

続いて2つ目の質問です。

健康食品で「体内の 活性酸素 を抗酸化する」と言えますか?

「 抗酸化 する」という表現は、体内の変化を示していることになりますので、薬機法でNGとなります。「 活性酸素 を体から除去する」という文章も、同様にNGとなります。

薬機法 上でOKかNGかの大きな違いは「治る」「体内で変化が出る」という表現をしていないかがポイントになります。

 

まとめ

健康食品の薬機法表現は、薬機法のほか、 景品表示法 、 健康増進法 が関わってきます。それぞれで問題がないのか検討していきましょう。

それぞれの法律の内容はこれから少しずつ紹介していきます。お楽しみに・・・ (*´꒳`*)

 

なお、今回お伝えした内容は、違反ではないと保証するものではありません。使用する際には、各自ご自身で判断するようよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

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