こんにちは!B&Hライター養成講座 講師の中道麻智子です。
事例検討会は、B&Hライター養成講座の中でも最も満足度の高いコンテンツです。
ノウハウの動画学習をする上での疑問点や、実際のシゴトで制作したチラシやランディングページなどの相談ができる場として、週に1回ZOOMで2時間開催しています。
セールスライターとしてシゴトをするときに必要なのは、相談できる環境。
新しい商品についてライティングをする際や、クライアントさんの要望に応えたいけどなかなか良い考えが思いつかない場合は、一人で悩まずに先輩や仲間の意見をもらえると、制作物の質が上がります。
この記事では、第200回事例検討会で出てきた質問と受講生の声をご紹介します。
もくじ
第200回事例検討会で出た質問
- 栄養ドリンクの特定部位の表現について
- クライアントさんへの薬機法を意識した表現についての伝え方
- 目標を達成するためのタスク管理の方法
- ショート動画に関する薬機法について
クライアントさんへの提案の仕方まで学べる貴重な場
受講生は事例検討会で学んだことを、良いこと学んだなで終わらせるのではなく、毎回アウトプットして身になるようにしています。
今回も、受講生全員から満点をいただきました!
受講生のアウトプットした内容をご紹介します。
斉藤まゆさん 10点
高丘佳奈さん 10点
須賀原麗さん 10点
事例検討会は時流にあった悩みについても相談できるので、本当にありがたい場です。
クライアントさんへの提案の仕方は、提案するタイミング、関係性や周囲の環境を把握した上でのご提案の仕方の重要性を再認識致しました。まだまだ提案力には書けているので、これからもっと提案力を身につけてお役に立ちつつ、単価アップを目指します!TikTokはこれから外せないSNSだなと感じました。いずれにしろ、何が売上に貢献できるのかその先をしっかり考えたいと思いました。
渡部早紗さん 10点
仕事での提案方法について気づきがありました。こちらの考えで「これは必要ないかな・・・」と思ってしまいがちですが、クライアントさんに必要な提案は自信を持って行うことが必要と改めて感じました。
また、TikTokは広告が攻めているものが多いと感じていましたが、カオスさについての気づきもありました。自分ができることはもっと提案していこうと思った。薬機法ができるライターが増えていく中、提案してもっと貢献できるライターになっていきたいです!もっとスキルアップしていきます!
現在いただいている案件もあるので、クライアントさんのお役に立っていきます!
今回の事例検討会では、クライアントさんへの提案方法についての話題が上がりました。
提案の仕方については仕事を経験する中で身についていくものではありますが、既に活躍している講師の方から今までの経験を踏まえた提案方法を聞くことができると、クライアントさんへのお役立ちできる範囲がぐっと広まります。
B&Hライター養成講座のような既に活躍されている方から学べる環境はがあれば、自分一人で悩む時間をぐっと減らして結果に繋げることが可能です。
受講生の中には事例検討会の内容をそのままクライアントさんに伝え、300万円以上の仕事の受注に繋がった方も!
講師も、毎回全力でみんなのスキルアップのために事例検討会でのディスカッションに取り組んでいます。
クライアントさんのために、提案できることはしよう
「こんなことを提案しても良いのかな・・・」と躊躇してしまうライターは多いです。
ですが、実はクライアントさんからは「売上アップに繋がるのであれば、提案してくれた方が嬉しい。提案してくれるライターは少ないから助かる」という声をいただいています。
今回に関しては、とある健康メディアの栄養ドリンクの執筆で、クライアントさんが書きたいと思っていたことは薬機法上書くことが難しい。どのように提案すればよいかという相談が上がりました。
薬機法を身につけたライターとしてクライアントさんの売上アップのために何をすべきか。
クライアントさんの売上アップのためにも、ライターの単価アップのためにも、一番してはいけないのは「薬機法上この表現は省きましょう」とダメであることだけを指摘するだけの仕事です。
薬機法を意識することがもちろん重要なのですが、「売上アップ」「アクセス数アップ」がクライアントさんが求めること。
薬機法ができるライターとして仕事を獲ってクライアントさんの役に立っていくのであれば、「ただ書けるだけ」「薬機法を理解しているだけ」という立場から一刻も早く脱却することが重要です。
今回の場合、健康メディアで薬機法が絡む内容であれば、構成やテーマ出しから関われる可能性もあるので、追加で提案していけばお役に立ちつつ自分自身の単価アップに繋げることができます。
追加の提案は「クライアントさんの予算が厳しいのでは・・・」と躊躇してしまう方がいますが、クライアントさんが悩んでいることに対する解決方法を自分が持っているのにそれをお伝えしないのは、道端で倒れているおばあちゃんを助けず素通りするようなもの。実は相手にとても失礼です。
提案することに遠慮していると、いつまでも単価が上がりません。
提案した後は、実際受けるかどうかはクライアントさんに選んでもらったらよいんです。
単価が高いセールスライターさんが何をしているのはというとシンプルで、クライアントさんの予算関係なく売上アップに繋がる提案ができているかどうか。自信をもって、「私に任せてください!」とお伝えしましょう。
提案が通らなかった場合は、「なぜ提案が上手くいかなかったのか?」も考えておくべきです。上手くいかなかった点も分析しておくことで、今後の改善に繋がります。
健康系の予防商品は、予防意識がある人にしか売れない
今回は、血糖値を測って健康管理をしていくようなサービスをどう販売していけばよいか?というマーケティング視点での話が出ました。
健康関連のサービスはなかなか今健康な方には響かず、病気になる前に予防しようという予防意識のある人にしか売れないという現状があります。
予防意識がある人にどのようなニーズがあるのか、予防意識がある人がどこにいるのかを考えるべきです。
これは、地震対策グッズの話に似ています。地震対策グッズも普段買う人は少ないけれど大きな地震が起きたときに販売数が伸びるように、予防商品はなかなか自分の身になにか起こらないと興味は出ません。
予防商品を売る際は、見込み客の教育が必要。
ブログやLINEなどで予防って大事だよねとお伝えしつつ、予防意識が出てきた段階で商品を販売するという流れを取ることがおすすめです。
ビジネスにおいては、「今すぐ客」「まだまだ客」などがいますが、予防意識がある人はほんの一部で、健康に関してはまだまだ客がほとんどという状態。
健康関連の予防商品だと、全体の8割を占めるまだまだ客はLINEなどにも参加する方は少ないので、約20パーセントを占めるそのうち客とお悩み客などの教育をするためにブログなどで情報を出して教育していくことが必要です。
今回は、健康関連サービスに関して受講生はランディングページの依頼を請け負っていました。
今回の予防商品でランディングページを作成するのも悪くはないですが、今後単価を上げていくためには「本当にランディングページが最適なのか」という視点でも考えるべきです。
もしかしたら、今回のようなパターンだと、今すぐ客が少なすぎる場合はブログなどで予防への情報を出している間にランディングページをつくるという流れにした方が良いかもしれません。
ランディングページを依頼されたからと言って、ただ請け負って書くだけだとセールスライターとしては三流。
今回に関しても、見込み客を教育する上でもブログやメルマガなどで教育していくというパターンの提案も一つの選択肢です。
クライアントさんに依頼された内容とは違う提案をする場合は、見込み客導線マップを作成することが有効です。
例えば、ランディングページだけだと集客できるのは〇人、メルマガやブログで教育できれば〇人がランディングページに流れてきて売上がこれくらい上がりそうなど、数値を見せることでクライアントさんにも納得いただけます。
結局は売れれば予算が高くても良いんです。
ここまで提案できるライターはほとんどいないので、プランを提案できるライターを目指しましょう!
達成したい目標を達成したいのであれば、「いつまでにどうなりたいか」を決めよう
受講生のSさんから、「目標の売上目標や、やっていきたい仕事はあるけれど、なかなか達成できずに日々が過ぎてしまう。目標設定の仕方を教えてください」という相談がありました。
目標の収入や働き方を実践するためには、「いつまでにどうなりたいか」を明確にすることが重要です。
分かりやすく売上目標を立てる方は多いですが、さらに重要なのは「100万円」を達成するのであれば、100万円の使い道まで決めておくことでグッと目標達成に近づくことが可能になります。
家賃にいくら払って、税金はこれくらいかかってなど、100万円を分類すると払わなきゃいけないというイメージができて売上を達成できるようになります。
次には100万円達成するためには、どのようなシゴトで達成していくのかという目標設定が必要。
例えば、ライターであれば月100万円を達成するためには記事作成だけだと相当時間を割かないと難しいですし、20万円のランディングページを何本達成するなど、何社アプローチしてどれくらい成約取るのかなどの全てを数値を持って定量的な目標にするということがポイントです。
多くの方は数値化できていないからこど、月が終わる頃に「なんとなく達成できていないな」となってしまいます。
あとは、設定した目標をやり切るということが重要です。
ショート動画だからといって、薬機法違反して良いわけではない
TictokやYouTubeのショート動画に関しては、短い時間だからこそ薬機法上攻めた表現が多い広告が多いという現状にあります。
なかなかAIが審査していることもあって、薬機法上の表現を意識していくことは難しくなっています。
他社が表現しているから、薬機法を違反して表現して良いわけではないので、セールスライティングのスキルを使って消費者に自分事化してもらうことが重要。
いくらショート動画であっても薬機法のリスクがゼロではないので、セールスライターとして短い時間でターゲット層のニーズに合った内容を考えていくことが必要です。
事例検討会は、どのように提案したら良いんだろう・・・という疑問をズバッと解決できる場!
今回も、実際のシゴトの相談やシゴトの獲り方についての具体的な相談が出ました。
事例検討会に参加するだけでも、今回のようにライターとしての単価アップに必要な考え方やクライアントさんへの提案方法、薬機法業界の実情などを知ることが出来ます。
セールスライターとして成長するためには、自分だけで学ぶのではなく最新情報やよりクライアントさんのお役にたつための提案方法を先輩から学ぶ環境をつくることが重要。
最近では、薬機法や美容健康に関わる方から「相談の場が欲しい」という声をいただき、B&Hライター養成講座の受講を決断する方も多いです。
B&Hライター養成講座に興味があるという方は、詳細をこちらからご覧ください!