2022年5月6日14時~16時、「B&Hマーケター実践講座」の第14回事例検討会を行いました。
マーケター実践講座の事例検討会は、仕事をすすめていく過程で悩んだことを相談したり、より良いマーケティング方法はないかなどをディスカッションしたりする場です。
難しいテーマだとしても、2時間があっという間に経過するほど熱い議論がかわされるのもこの講座の特徴です。
今回の事例検討会では、「不実証広告規制において合理的な根拠を示す資料とはどんなもの?」という講座生からの質問に始まり、海外商品のリサーチ方法やジョイントベンチャーについてなど、幅広い内容に対してディスカッションが行われました。
この記事では「事例検討会に出た主な相談」と、「JV(ジョイントベンチャー)の可能性」についてご紹介します。
もくじ
第14回B&Hマーケター実践講座事例検討会に出た主な相談
- 不実証広告規制において合理的な根拠を示す資料とは
- 海外商品の調べ方について
- 海外商品の臨床データ活用方法について
- JV(ジョイントベンチャー)について
- ホルモン系サプリメントの販売方法について
- インフルエンサーの商品開発、販売について
事例検討会に参加した受講生の声
事例検討会参加後の受講生の感想をいくつかご紹介します。
【】内の点数は「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点」という質問に対する回答です。
M.Sさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
合理的な根拠を示す資料から始まり、今後の健康食品の売り方やジョイントベンチャーの話、インフルエンサー業界におけるマーケティングなど、マーケティング的な話を幅広く知ることができたため。
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
確立された方法に基づいて試験を行うことがベスト、最近はサプリメントではなくサブコンテンツをメインにしている商品も多い、海外の動向もチェックしておく必要性、ジョイントベンチャーの可能性、マーケティングまでできるということが本当にキーになっていくこと。
M.Jさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
リアルな事例から最新の動向を知ることができるため。
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
誰から買うかの時代に合わせた売り方やコンセプト設計が必要であること。
JV(ジョイントベンチャー)の可能性について
最近は、広告料金の高騰や広告規制が厳しくなっています。さらに言うと、多くの機能性表示食品が販売されており、一般健康食品の販売状況は厳しいものになっています。
以前のように、つくれば売れるという時代は終わりを迎え、今後健康食品を販売する際にはしっかりと戦略を練らないと売上アップは難しくなっていくことでしょう。
そこで考えられる戦略のひとつとして、JV(ジョイントベンチャー)があります。
▶︎戦略的提携のこと。企業間や、企業と個人、個人事業主間などで、お互いに足りないリソースをうまく補い合うことで、一緒にビジネスを拡大していくことを目的としています。
美容健康業界で例えるとスポーツジムと(ジムで販売する)プロテインのようなイメージです。
自社通販サイトだけで健康食品を販売するのが困難になりつつある現状、自社単独で販売するより、他業種と業務提携していく必要性が出てきています。
インフルエンサー業界でも同様のことが言えるのではないでしょうか。
さまざまな案件を受けるよりも、自分で作ったほうが良いことに気付き始めているインフルエンサーはすでに動き出しています。
在庫管理の問題に直面した際もJVが解決策の一つになるため、今後はインフルエンサー自身が商品開発をしていくことが増えていくことでしょう。
このようにJVは、新たな販売戦略をたてる際のポイントのひとつとなります。
ライター・マーケターとして活動していく上でも、このような戦略は選択肢のひとつにもっておくべきです。
今までは、売れない商品でも魅力をちゃんと伝えることができれば、ライターだけでも売ることは可能でした。
しかし今後は、LPを作るにしても、LPまでのアクセス方法を含む総合的な販売動線を考え、クライアント様に提案していける能力が必要になっていきます。
B&Hマーケター実践講座では、このようなマーケティング戦略も、実例をまじえて学ぶことが可能です。
マーケティングまで出来るライターを目指しませんか?
今後は、どんな商品・サービスにおいても、全体のマーケティングコンセプトがつくれないと売上アップは厳しくなることでしょう。
ライター・マーケターとしては、実際にどうしていくべきかという具体的な提案をしていけるかがポイントになります。
もちろんその際には、クライアント様の予算感も考慮したうえで、机上の空論にならないように、事例をもとに提案できる能力が求められます。
美容健康業界は変化の流れが早いため、常に最新の事例をおさえておくことが大切です。
ただ書けるだけのライターではなく、マーケティングまで出来るというのが今後の重要なポイントになってきます。
「マーケティングもできます」と言えるためにも、実績づくりはもちろん、そもそもの事例を数多くもっておくようにしましょう。
B&Hマーケター実践講座では、数々の事例や最新情報をもとに、マーケティング視点でのご提案ができるライター・マーケターを目指し、活動しています。
マーケティングに悩むクライアント様は多くいらっしゃいます。
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