以前にgoogle検索で1位になった!という記事を書いた際にちょこっとVPSというサーバーの話をしました。
で、そのときに「VPSの導入とWordpressの設定の話は割愛」と書いたのですが・・・自分への備忘録として記すことにしました。
べつに機密事項でもなんでもないので、特に公開しても問題ないかなぁと。もともとWordpress導入のシゴトとかしてないですし。
あ、だけどここに書いてある内容をやれば間違いなくお金を取れるサービス創れます(^_-)
実際、(比較するのも失礼ですが)WordPress 専用高速 AMI “網元”とかも同じようなこと(もっと本格的ですが)をしているはずです。
VPSの導入に関してはセキュリティー的なリスクも伴うので、そこらへんはご自身で設定を!
もくじ
そもそもスピードにこだわった理由とは?
そもそもスピードにこだわった理由は以下のとおりです。
- 低速MVMOなどの細い回線からも快適に見てもらいたい
- 昔から重いページは嫌い
- ページの表示が遅いとイラッとする
ワタシはインターネットの前身であるパソコン通信の時代からのPCユーザーですが、当時のインターネット回線は33.6 kbpsという超・低速回線だったんです。
まぁ、こう書かれてもピンと来ないと思うので現在のスマホ(LTE 100 Mbps)と比較すると、たった3%の速度しかでないんですよ。
当時もホームページを持っていたのですが、「できる限りシンプルに、シンプルに」を心がけていたのでその名残もあるのかなぁと。
まぁ、いらぬ昔話はこのぐらいにしましょう(^_^;)
1ヶ月ワンコイン以下で使えて、性能も良いサーバーはここだ!
今回の例でお話しするのはIDCFクラウドです。IDCFって聞き慣れないかもしれませんが、データセンターとしてはかなり大きな企業です。
ここは、『1時間1円、1ヵ月500円から使いやすくパワフルなクラウド』がキャッチコピーなんですが、実は500円以下で使うこともできちゃうんです。
しかも最近SSDのみのリージョンができたので、アクセス数がそこまで大きくないサイトとか、会員専用サービス用のサーバーとしてオススメです。
さらにプッシュしておくと、もともとが企業ユースを想定しているので、ロードバランサとかオブジェクトストレージとか、かなりマニアックなことが可能なんです。まぁ、マニアックすぎるのでここでは書きませんが(^_^;)
わかる人にはわかると思いますが、実質月500円以下でWordpressも使えるIPアドレスを1個買えるというのは大きいです。
IDCFクラウドのセットアップ ~サーバーの立ち上げまで~
OSにはubuntu14.04LTSを選択。
ubuntuな理由はいつも使っているのがubuntuだからです。
インストールは特に変わりないので割愛します。
nginx、PHP、my-sql、wordpressインストール
今回のメソッドの要である、Webサーバーの構築です。
・nginx本体
・ngx_pagespeedモジュール(2ファイル)
上記3つを準備してコンパイル。
その際に、
–add-module=$(MODULESDIR)/ngx̲pagespeed-release-1.11.33.2-beta ¥
–add-module=$(MODULESDIR)/nginx-cache-purge
のオプションを追加するのを忘れずに。
あとはwordpressを導入して終了です。
細かいチューニングをすることでさらに速度が出る
nginxはノーマルでも負荷に強く、早いですがconfファイルをチューニングすることでさらにパフォーマンスアップが可能です。
とはいうものの、厳密にベンチマークを計ったわけではないので気分的な問題もあるかもしれません。
ノーマル状態で計測してもストレスのないwordpress運用が可能です。
まとめ
今回は細かく書こう!と思ったのに、結局中途パンパな記事に(^_^;)
ただ、この性能が月300円台で使えるなんて良い時代になりました♪
って、ただ趣味で導入していたわけではなくて、今度解説する会員制サイトの構築をしていたんです。
近日サロネーゼ向けの新サービスを開始するのでそちらもお楽しみに(^o^)
ではでは、半分以上趣味ブログになっているのでこの辺で。