「光触媒で花粉を分解」マスクで 4社が 景品表示法 違反 / 2019年7月 景品表示法 違反

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こんにちは、 薬機法 専門 薬剤師 コピーライター・コンサルタント  田中 由那子です。

 

「光で花粉を分解」 などと広告を行ったが根拠がなかったとして、 消費者庁 は、  DR.C医薬 、 アイリスオーヤマ 、 大正製薬 、 玉川衛材 の4社 に対して、  景品表示法 に基づく 措置命令 を出しました。

 

それでは、光触媒マスク の 景品表示法 違反 がどのような内容だったのかを確認していきましょう!

 

マスク「 光で花粉を分解 」 という表示で 景品表示法 違反 ( 優良誤認 )、その全容は

 

令和元年7月4日、光触媒 で「 花粉を分解 」するかのような表示には根拠がなく、景品表示法 違反( 優良誤認 )にあたるとして、消費者庁は 販売する会社に対して、再発防止 を求める 措置命令 を出しました。

 

措置命令 の対象となった表示

 

 

   

(消費者庁の景品表示法措置命令の資料より抜粋)

 

「ハウスダスト・花粉を水に変える」

「 光の力で(花粉を)分解 」

など

あたかも 光触媒 で 花粉 を分解するかのように表示をしていました。

 

 措置命令 の対象となる期間

 

DR.C医薬: 平成29年3月1日以降

アイリスオーヤマ: 平成30年8月27日から令和元年6月30日までの間

大正製薬: 平成25年10月18日以降

玉川衛材: 平成27年9月以降

 

 

 各社 の対応

 消費者庁 は、4社に対し、 景品表示法 の規定に基づいて、それぞれ期間を定めて表示の裏付けとなる 合理的な根拠 を示す資料の提出を求めたところ、4社から資料が提出されました。

しかし、それらの資料はいずれも、表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められませんでした。

そのため、サイトの表示が 景品表示法 の 不当表示 ( 優良誤認 )に該当すると判断されました。

 

措置命令の概要

 

DR.C医薬 、 大正製薬 及び 玉川衛材

1、表示をしている行為を速やかに取りやめること

2、対象商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく 優良 であると示すものであり、景品表示法 に 違反 するものである旨を周知徹底すること。

3、 再発防止 策を講じて、これを 役員 及び 従業員 に周知徹底すること。

4、今後、表示の裏付けとなる 合理的な根拠 をあらかじめ有することなく、同様の表示を行わないこと。

 

アイリスオーヤマ

1、対象商品の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく 優良 であると示すものであり、景品表示法 に 違反 するものである旨を周知徹底すること。

2、 再発防止 策を講じて、これを 役員 及び 従業員 に周知徹底すること。

3、今後、表示の裏付けとなる 合理的な根拠 をあらかじめ有することなく、同様の表示を行わないこと。

 

まとめ

7月4日、 「 光で花粉を分解 」 などと根拠のない表示をしていたとして、消費者庁 は、販売会社に対して 根拠のない表示が 景品表示法 違反 ( 優良誤認 )にあたるとして、 措置命令 を出しました。

 

このうち、 大正製薬 はホームページで「今回の措置命令の指摘事項は、当社が消費者庁に提出した科学的根拠を全く無視した内容で、合理的なものではないと考えている」と公表しています。今後は、 法的措置 を検討しているとのこと。

今後の行方が注目されます。

 

 

令和になって続々と出ている 消費者庁 の 景品表示法違反

 

これからも一気に増えていきそうですね!!!

 

WEB広告はこれからますます厳しくなります。

コピーライター 、 広告代理店 の方は、 薬機法 ・ 景品表示法 を必ずチェックしておくようにしましょう!!!

 

 

引用:令和元年7月4日掲載
 消費者庁 「 光触媒を使用したマスクの販売事業者4社に対する景品表示法に基づく措置命令について 」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/release/2019/pdf/fair_labeling_190704_0001.pdf

 

 

【 過去の 景品表示法 違反 事例 】

 

【 薬事広告事例検討会の内容】

 

【 過去の記事 】

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

田中 由那子(たなかゆなこ)

薬機法に強い薬剤師コピーライター 東京薬科大学卒業、薬剤師。医薬品大手商社にて、20社以上の広告を制作。その後、薬事管理部門にて250以上の支店から薬事法(現薬機法)等の問合せを年間700本以上受ける。 広告制作の技術を高めるためにコピーライティングを学ぶ。 現在では、上場企業等からの依頼により健康食品や化粧品の広告や記事を執筆している。薬機法とコピーライティングの知識を掛け合わせた『法律の規制を守りながら、一目で商品価値を言語化、視覚化できること』に定評がある。また、メーカー、広告制作会社を対象に、”知識ゼロでもわかる薬機法勉強会”を定期的に開催している。 目標は、健康・美容系商品で薬事に関する広告表現に悩む会社をなくすこと。