クラウドファンディングと薬機法【B&Hライター養成講座第143回事例検討会】

こんにちは。

B&Hライター養成講座事務局の辻本です。

2021年11月7日10時~12時、「B&Hライター養成講座」の第143回事例検討会を行いました。

事例検討会は、広告の事例を元に、言い換え表現やマーケティング戦略についてディスカッションできる場です。

クライアントとのミーティング時に、過去に事例検討会で取り扱った事例と同じパターンの広告についてご相談いただくこともあり、そのような時にも事例検討会での経験が役立ちます。

この記事では、「事例検討会に出た主な相談」と「クラウドファンディングと薬機法」についてご紹介します。

第143回B&Hライター養成講座事例検討会に出た主な相談

  • クラウドファンディングの記事の注意点は?
  • 健康食品販売サイト内のコラムについて
  • 健康食品の原料メーカーの販促資料、広告にあたる?
  • 雑貨の運動機器で「血圧を下げる」と表現できる?
  • B toBの場合、薬機法は関係ある?
  • 海外法人、薬機法はどのように考える?
  • 薬膳はどこまで訴求できる?

事例検討会に参加した受講生の声

B&Hライター養成講座では、事例検討会参加後、気づいたことをアウトプットする場があります。

事例検討会参加後のアンケート「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点」に対して今回も10点満点中、全員10点満点を頂きました。

事例検討会に参加した受講生のリアルな声もいくつかご紹介します。

S・M様【10点】

本当に幅広い分野の事例があり、表現や見解などとても参考になりました。

また、過去に経験したケースをもとに情報共有や意見交換ができるのも事例検討会の魅力のひとつなのだなと感じました。

今はまだインプットしかできていませんが、1日でも早く自分もアウトプットができるようになりたいと思いました。

M・Y様【10点】

他の皆様のご質問も、ちょうど仕事で関与しつつあるトピックが多く(漢方、海外製品、クラファン、サイト内コラム等々)タイムリーに疑問が解決できたので大変タメになり、改めて事例検討会、最高!!を実感しました。

日常的に蓄積している細かな疑問・質問事項を、具体的に整理してひとつずつ確認していけるようにしたいです。

引き続きよろしくお願いいたします。

M・S様【10点】

非医療機器の広告についてや、クラウドファンディングの案件の考え方など広く学べました。

単純な薬機法講座では絶対に学べない内容だと思います。

WEB上の距離感は一概にこうとは決められないものだけど、消費者側の目線でどう感じるか、という視点が大事なポイントだと思いました。

H・K様【10点】

今回もタメになるお話をたくさんありがとうございました!

多くの事例を知ることで、経験値を増やすことができました。

最近薬膳茶に関する相談を受けていたので、薬膳についてのお話が聞けて良かったです。

明らか食品についてもっと勉強します。

クラウドファンディングのお話がとても興味深かったです。

もし相談があれば、今回聞いたお話を活かしたいと思います。

感覚を磨くためにも、上手な広告をしっかりチェックすることが大切だと思いました。

M・T様【10点】

なかなか出会わない案件の事例を聞けて勉強になりました。

海外の製品がどうかの確認が大切であること。

クラファンの表現は以前も話題になっていたので改めて学べて良かったです。

運動機器は「血圧を下げる」という表現が難しいのではと思っていたのでディスカッションで驚きもありました。

非医療機器の表現もリサーチしていきたいと思います。

クラウドファンディングと薬機法

「クラウドファンディングは薬機法を意識する必要があるの?」

とよくご質問いただきます。

結論から言うと、「薬機法に対応する必要がある」「薬機法に対応する必要がない」2パターンが考えられます。

考え方のポイントはクラウドファンディングサイトページが広告に該当するかしないかです。

 

1つ目のパターンは「プロジェクトを応援してくれる支援者にお返しするもの(リターン)が商品以外の場合」です。

リターンがお礼の手紙など商品以外であれば、広告の3要件に当てはまりません。

広告に当てはまらないため、薬機法対応は不要です。

ただし、薬機法の対応が必要でなくても、クラウドファンディングサイト側の独自チェックで、審査が通らない場合もあるのでご注意ください。

 

2つ目のパターンは「リターンが化粧品や健康食品など商品」の場合です。

リターンが商品である場合、広告に該当するため薬機法を意識する必要があります。

例えば、「アンチエイジング効果のある〇〇成分配合の化粧品を作り地域活性化をしたい!」

とは表現できないので注意が必要ですね。

 

目標金額を調達できるかわからないというデメリットがあるものの、クラウドファンディングは、資金調達の手段として有効です。

 

知名度があるクラウドファンディングサイトは、資金集め以外にも「PR」の場として活用されています。

さらにクラウドファンディングで「テストマーケティング」をする企業も増えてきています。

今ではクラウドファンディングは消費者のリアルな反応を見ることができるため、中小企業だけでなく大手企業も利用しています。

 

話題のクラウドファンディングですが、成功率は決して高くありません。

健康食品や化粧品がリターンの場合、成功率を高めるためには薬機法を意識しながら魅力的なサイトページを創る必要がありますね。

薬機法コピーライティングで売り上げアップに貢献

近年、薬機法等の取り締まりが厳しくなっています。

単に薬機法に対応するだけでは訴求力が下がるため売上も低下します。

セールスライティングで訴求力を追求すると薬機法違反になりかねません。

 

「薬機法」と「コピーライティング」の両面を取り入れた魅力的な広告を創るノウハウが薬機法コピーライティングです。

薬機法コピーライティングが学べるB&Hライター養成講座が気になる方はぜひこちらをご覧ください。

 

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