こんにちは!
B&H Promoter’s広報兼秘書の實川です。
2022年4月5日20時~22時「B&Hライター養成講座」の第179回事例検討会を行いました。
事例検討会では、美容健康分野のライターとして知っておくべき薬機法についての知識や最新の情報、商品をより魅力的に表現するための考え方など幅広く学べる場です。
今回も日々のシゴトの中で出てきた疑問や相談事についてディスカションを行い理解を深めました。
この記事では「事例検討会に出た主な相談」と「AIにはできない体験を伝えるライティングの重要性」についてご紹介します。
もくじ
第179回B&Hライター養成講座 事例検討会に出た主な相談
- 通信販売:定期購入の特典(景品)はつけられる?
- 最近の景品表示法違反で措置命令が出た事例を読み解こう
- Lステップ運用で注意したいこととは?
- AIにはできない体験を伝えるライティングの重要性
事例検討会に参加した受講生の声
事例検討会参加後の受講生の感想をいくつかご紹介します。
【】内の点数は「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点」という質問に対する回答です。
今回も感想に答えてくれた方全員から満点をいただきました!!
S.Sさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
景品周りの復習と確認すべきことを思い出した
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
事前告知ありの場合の、景品規制について
T.Kさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
景表法やマーケティング、ライティング向上など幅広いお話を聞けたから
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
景表法を取り上げていただけて、より深く知れたのと、Sさん(受講生)のクライアントさんの悩みは、今後出てくるクライアントさんの悩みなので参考になりました。
Mさん(受講生)の相談も、クローズドの薬機法のレベル感が知れて、LINEのリッチメニューはNGが強いかと思っていたので勉強になりました。
食レポ密かにやってみたいと思います。
渡部 早紗さん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
Lステップの垢バン・景品規制のことなど、新しい気づきが多かったため。
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
LINE・Lステップの「~するだけ」系や文言ベースでのNGなどが新しい気づきでした。
AIが既に満足できる記事を作成しているので、AIではできない・自分にはできる部分を広げていきたい。
薬機法について、つい慎重になりすぎるところがあるので、もっと柔軟に対応できるようにしていきたいです。
K.Tさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
景品表示法について理解が深まったから。消費者庁に問い合わせいただいた内容も共有いただいてとてもありがたかったです。
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
事前に4回目に景品がつくと言っておいた場合どうなるのか?Sさん(受講生)のケースも気になりました。
T.Yさん【10点】
【上記の点数をつけた理由】
縛りのあるコースの際の景品の件がわかったから。
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
クライアントに「これはダメです」ばかり言うのではなくあくまで味方であるというスタンスでいることが重要なのも改めて肝に銘じました。
AIにはできない体験を伝えるライティングの重要性
事例検討会で相談が少ない時は(なかなか稀ですが)、薬機法以外の話も話題にあがります。
雑談のようで、実は興味深い内容だ、と受講生さんにも好評です^^
今回はAIライティングのクオリティと、AIにはできない=ヒトだからこそ紡ぎ出される言葉の価値と重要性について講師である江良から話がありました。
年々AIの技術が向上しているのは皆さんもご存知かと思います。
音声認識で会話ができたり、スマートフォンの顔認証など、身近なものからもAIの可能性を感じ取ることができますね。
ではAIライティングはご存知でしょうか?
なんと近年は、AIツールによって記事執筆も可能な時代に突入しているのです!
「え、本当に?」私も驚きましたが、実際に講座内で検証してみました。
「主婦におすすめの副業」というキーワードを入力すると、ものの10秒程度で、かつクオリティとしてもなんら問題ない(なんならよく書けているよね)というレベルの記事が出来上がります…!
すでに海外では普及しているAIツールによる記事執筆は、今後日本でも広まっていくだろうと予想されます。
このことからも分かるように、
この先ライター、マーケターが生き残っていくためには、”AIができない領域を究(きわ)めていく必要がある”ということです。
B&H(美容健康)分野でいうと、
『薬機法』x『セールスライティング・マーケティング』や
『薬機法』x『セールスライティング・マーケティング』x『〇〇(得意分野)』
というように、付随価値をつけてご自身の価値を高めていくことをおすすめします。
冗談のようで本当の話「勝手に命名&食レポしてみよう」
ライティングが上手くなりたい方は「勝手に命名&食レポ」がおすすめです!
AIラインティングの話にも関連しますが、ヒトにしかできないことの一つに”体験を言葉で表現すること”があげられます。
こと日本語においては、世界的にみても単語量がずば抜けて多く、曖昧さの表現が特徴的です。
例えば「ピリピリ」「ジンジン」「ズキズキ」「ガンガン」・・・など、痛みを表す表現だけでも数多くありますよね。
体験(味覚・嗅覚・触覚)をどう表現して、文章だけで読み手にイメージさせられるか?相手の感情を動かせるか?これらはヒトにしかできないことです。
講師である江良が実際にやってみました^^
お題:あなたは居酒屋であるドリンクを飲みました。オレンジジュースベースなんだけどパイナップルのような酸味もあるオリジナルブレンド。「美味しい」というワードは使わずに、勝手に命名してください。
・
・
いろんな答えがある中で、講師である江良が飲んだ瞬間に思い浮かんだのは……!
【夕焼けの葉山】
休日に海で目一杯遊んだあとに、「あ〜もう明日は仕事(学校)かぁ〜」と夕日を見ながら海の家でまったりする瞬間をイメージして命名しました。by江良
おお〜、まさに目の前広がる夕焼けに染まる海岸と甘酸っぱい思い出がイメージできますよね!
表現を磨くには、食レポがうまいタレントさんの表現を参考にするのも良いですし、
ご紹介したように「オレンジとパイナップル」の味覚から、
「甘酸っぱい」→「甘酸っぱい記憶」→「夏」「海岸」「夕日」→『夕焼けの葉山』のように関連する語彙から導き出すのもおすすめです。
セールスライティングのカギは感情を動かすことにあり、まずは相手に鮮明にイメージさせることが重要です。
ぜひあなたも「勝手に命名&食レポ」で表現を磨いてみてはいかがでしょうか?
薬機法がわかるだけでは今後生き残れない!
2021年8月の薬機法課徴金制度が開始されてから、注目を集めている薬機法。
今や「薬機法がわかる、書ける」ライターが増えました。
しかし2022年以降は、「薬機法がわかる、書けるライター」と「薬機法がわかった上で書ける=提供できる価値がより高いライター」とで二極化されていくでしょう。
よりクライアントさんへ価値を提供できるライターになるためには、セールスライティング・マーケティングなど+αの要素を身につけることをおすすめします!
B&H Promoter’sの講座では、薬機法についてだけではなく、美容健康分野の広告に関するその他の法律や、セールスライティングやマーケティングについても学ぶことができます。
クライアントさんのお役に立てる”薬機法がわかった上で書ける、提案できる人財”はまだまだ数が足りていません。薬機法業界の波が来ている”今”がチャンスです。ぜひ共に進化していきましょう!
講座が気になる方はこちらから詳細をご覧ください。