(2016/6/23配信分)
早いモノで今日はもう木曜日ですね! オリジナル化粧品 作りのハナシの続きです。
【誰でも売れる商品コンセプトが作れる】第2回は、あなたの価値観・どんな人に商品を使って欲しいかを明確にするということをお伝えしました。
イメージが明確などほどブランドの個性がキリッと際立ち、お客様を惹き付けるので、ぜひトライしてみてください(^o^)
では、今回はブランドの魅力をさらに高める「開発ストーリー」についてです。
開発ストーリーがあることでより一層の共感を集めることができます。
今日は、その成功事例についてお伝えします。
もくじ
開発ストーリーで大成功を収めた”ドゥ・ラ・メール”
ドゥ・ラ・メールというブランドをご存じですか?
エスティーローダーグループの傘下のブランドなのですが、ここの開発ストーリーがわかりやすくてシンプルなんです。
全部書くと長くなってしまうので、要点に絞ってお伝えしますね。
NASAの航空宇宙物理学者マックス・ヒューバー博士は、ロケット燃料の実験中の爆発により、顔に重度の火傷を負ってしまいます。
彼はただれた皮膚を治そうと治療薬の研究に没頭し、12年という長い歳月を費やし6,000回にも及ぶ実験を繰り返した結果、ついに奇跡のクリーム「ラ・メール」が誕生しました。
”奇跡”は成分そのものではなく成分を蒸留抽出する方法でした。これにより肌は、やわらかさ、なめらかさ、しなやかさを取り戻したのです。
ドゥ・ラ・メールは2000年に日本に上陸し、60mLで33,600円という高価格にもかかわらず大ヒットを記録しました。
この大ヒットに一役買ったのが、この開発ストーリーだったわけです。
ちょっと『どんなものなのかなぁ~?』って思いませんでしたか??
まとめ
良い開発ストーリーはファンを増やします!
とはいえ、「開発ストーリーを考えてください」といきなり言われてもとまどってしまいますよね。
そこで、次回は『Q&A形式で開発ストーリーが作れる』テクニックについてお伝えします。
次回もお楽しみに!!
★追伸★
化粧品の広告表現の本を出版しました!!
初めて薬機法に触れる方向けに「中学生でもわかるレベル」で作ってみたので、よろしければ参考にしてみてくださいね(^_-)