「AIが文章を書けるようになったら、ライターのシゴトはなくなるのでは?」SEO記事を書いている方や、医療・美容・健康などの専門分野で記事を書いている方ほど、一度は考えたことがあるかもしれません。
たしかに、情報を調べて整理して、正しく分かりやすい文章へまとめるだけなら、AIが担える範囲は広がりました。だからといって、ライターそのものが必要なくなるわけではありません。
むしろ、これから問われるのは「どれだけ上手に書けるか」だけではなく、相手の魅力や想いを引き出し、それを読み手の心が動くコトバへ変え、必要なシゴトまで創れるかどうかです。
FUNADEでは、そんな人を「コトバツカイ」と呼んでいます。
この記事では、コトバツカイとは何なのか、従来のライターと何が違うのか、AI時代になぜ必要なのか、どんな力を身につければよいのかまで具体的にお伝えします。
読み終わったとき、「次のライティングスキルを探さなきゃ」ではなく、「今の自分の経験を、どう誰かの役に立てよう?」と考えられるようになっていたら嬉しいです。
- コトバツカイとは、文章を正しく書くだけではなく、相手の想いや商品の魅力を引き出し、人の心が動くコトバへ変換し、必要であればシゴトそのものまで創っていく人です。
- AI時代に必要なのは、SEO・取材・セールスなど単一のライティングスキルを増やし続けることだけではありません。その土台にある「相手を理解し、コトバを使いこなす力」を育てることが大切です。
- コトバツカイになる第一歩は、新しい肩書きを名乗ることではありません。今ある経験や資格、好きなことを棚卸しし、コトバの力と掛け合わせて誰のどんな悩みに役立てられるか考え、実践することです。
ライター次世代の職業「コトバツカイ」とは?
コトバツカイとは、ただ文章を書く人ではありません。FUNADEでは、「コトバを使って、相手の魅力や想いを引き出し、人の心を動かし、必要なシゴトまで創れる人」をコトバツカイと考えています。
ここで大事なのは、「文章を書く」が中心ではないことです。たとえば、ある商品のランディングページを依頼されたとします。従来の「書く」という発想だけなら、リサーチ内容をもとに構成を創り、文章へまとめるところが主な役割です。
コトバツカイはその前から関わります。「そもそも、この商品の一番の魅力は何だろう?」「依頼者が当たり前だと思っているけれど、実はお客さまから見たら大きな価値になっているものはないか?」「お客さまは、本当は何に困っているんだろう?」「競合と並べたとき、なぜこの商品を選ぶ必要があるのか?」こうしたところまでヒアリングやリサーチで掘っていく。
そのうえで、見つかった魅力を「伝えたいこと」から「相手に伝わるコトバ」へ変えていきます。場合によっては、「ランディングページだけではなく、その前の広告や、その後のLINEまで整えたほうがよさそう」と新しい提案が生まれるかもしれません。
つまり、書くことは一つの手段にすぎません。コトバを使って、相手の課題を解決する。ここまで視野を広げた人が、コトバツカイです。
コトバツカイは「すごいコピーを書ける人」という意味ではない
「コトバツカイ」と聞くと、語彙が豊富で、気の利いたキャッチコピーを瞬時に思いつく人を想像するかもしれません。ですが、それだけではありません。どれだけ面白いコピーを書けても、相手の悩みを理解していなければ役には立ちません。
どれだけ専門知識があっても、その価値を相手に届く形へ変換できなければシゴトにはなりにくい。反対に、まだ表現力に自信がなくても、相手の話を丁寧に聞き、「この人は、何を伝えたいんだろう?」「この商品を必要としている人は、何に悩んでいるんだろう?」と考えるところから始めることはできます。
コトバツカイは、相手理解、ヒアリング、リサーチ、コトバ選び、提案、実践。この積み重ねの先にあるシゴトです。
コトバツカイは「○○ライティング」の上位にある考え方
セールスライティング、SEOライティング、取材ライティング、コンテンツライティング、メルマガ、LP、チラシ、動画台本、商品POP、ネーミング。コトバを使うシゴトには、さまざまな種類があります。
ですが、どのライティングにも共通して必要なのは、目の前の人の心を動かすコトバを選び創り出す力です。
いくらSEOの型を学んでも。
いくらインタビューの方法を学んでも。
いくらセールスライティングのテンプレートを覚えても。
読み手に届くコトバを選べなければ、成果にはつながりません。逆に言えば、コトバの使いこなし方を身につければ、さまざまなライティングに応用できるようになります。

コトバツカイになるためのロードマップについては、「【ライター次世代の新しい職業】コトバツカイになる道のりとは?コトバを使って収入の軸を自由自在に増やし、楽しく月50万円以上を目指す3つの力」もご参考にしてください。
AI時代だからこそ、ライターには「書く以外」の価値が求められる

AI時代にライターが考えたいのは、「AIより速く書くにはどうするか」ではありません。AIが得意なところは任せながら、人だからこそ担える部分へシゴトの重心を移していくことです。
AIは、すでにある情報を整理したり、一般的な構成を創ったり、文章のたたき台を出したりすることができます。FUNADEでも、AIそのものを敵にするのではなく、整理やたたき台など得意な部分では補助として活用する考え方を取っています。
問題なのは、「それならライターはいらない」と考えてしまうことです。ちょっと料理に置き換えてみましょう。AIがどれだけ優秀なレシピを持っていたとしても、材料が良くなかったら、完成する料理には限界があります。文章も同じです。
依頼者自身も気づいていない強み。実際のお客さまが抱えている深い悩み。商品が生まれた背景。「なぜ、そこまでしてこのシゴトをしているんですか?」と聞かなければ出てこなかった想い。こうした素材を集めるのは、文章を生成するより前のシゴトです。
これから価値が高まるのは「書いた文字数」だけではなく、書く前に何を見つけられるかです。
「AIにできないこと」を探すより、「AIと何を分担するか」を考える
AIについて考えるとき、つい、「AIにできなくて、人にしかできないものは何だろう?」と二者択一になりがちです。ですが、実際のシゴトではもう少し柔軟に考えることが必要です。
たとえば、リサーチ候補の整理はAI。ヒアリングは人。大量のアイデア出しはAI。どの案を採用するのかという判断は人。文章のたたき台はAI。商品や読み手に合わせたニュアンスの調整は人。という使い分けもできます。
大切なのは、AIを使ったかどうかではありません。「なぜ、このコトバを使ったのか」を自分で説明できるかです。「AIが出したから、このコピーにしました」ではなく、「このお客さまは○○という不安を持っているので、この表現を選びました」「競合では○○という表現が多いため、今回は別の切り口にしました」と判断できる。
ここに、コトバツカイとしての価値があります。
AI時代になぜライターなのかについては、「AI時代だからこそ、なぜライターなのか?今こそ求められるコトバの力」もご参考にしてください。
ライターとコトバツカイの違いは「正しく書く」か「相手を動かす」か
ライターとコトバツカイは、まったく別の職種というより、シゴトを見る範囲が違います。FUNADEでは、「正しく書くこと」に留まるライターを、英語のright(正しいという意味)を重ねた“righter”と表現しています。
もちろん、正確さが不要だという話ではありません。医療や健康、美容などを扱う記事では、正確な情報を扱うことは大前提です。ただ、「正しい」だけでシゴトが完了するわけではない。正しい情報を、誰に、何のために、どんな順番で、どんなコトバを使って届けるのか。そこまで考えてはじめて、人の行動につながります。
| 「正しく書く」に留まるライター | コトバツカイ | |
| シゴトの中心 | 依頼された文章を書く | 相手の課題をコトバで解決する |
| 相手理解 | 指示書の内容を理解する | 悩み・欲求・背景まで深掘りする |
| ヒアリング | 必要事項を聞く | 本人も気づいていない魅力まで引き出す |
| 表現 | 正しく分かりやすく整える | 読み手に届くニュアンスまで考える |
| AIとの関係 | 書く作業で競合しやすい | AIを補助として使い、判断を加える |
| 提案 | 指定された制作物を納品する | 課題から必要な施策や制作物を提案する |
| シゴトの範囲 | 記事・広告など「書く」領域が中心 | ネーミング、コンセプト、取材、企画などへ広げられる |
| 強み | ライティングスキル | 経験・専門性・人柄・コトバの力を掛け合わせる |
コトバツカイは「コトバを使う」のではなく、読み手に伝えたいニュアンスまで考えながら「使いこなす」人です。
ライターとコトバツカイの違いについては、「脱“ライター”でシゴトが増え単価も上がる。“ライター”とコトバツカイの違いって何?」もご参考にしてください。
予定調和を崩すことも、コトバツカイのシゴト
AI時代には、もう一つ考えておきたいことがあります。それが、「予定調和を崩す」ことです。
たとえば在宅ワークの広告で、「自分らしく働こう」「理想の働き方を叶えよう」という表現を見たとします。おかしくはありませんが、何度も似た表現を見ていたら、「ああ、またこの感じね」と流してしまう人もいるでしょう。
人の心を動かすには、ときに予想を少し裏切る必要があります。FUNADEが「“ライター”を育てないライター講座」と表現しているのもその一つです。「ライター講座なのに、ライターを育てないってどういうこと?」という小さな違和感が、続きを読む理由になります。
ここでいう「面白さ」は、ふざけることではありません。「その見方はなかった」「うまいこと言うな」「何それ、ちょっと気になる」と思ってもらう、知性や機転のある面白さです。
この面白さを創り出すのはAIには難しい。人だからこそ創れる表現です。
予定調和を崩す表現、ウィットに富んだ面白さについては、「AI時代に生き残るライターとは?「正しい文章」を卒業してコトバツカイになる方法」もご参考にしてください。
コトバツカイに必要なのは「3つの土台」

コトバツカイになるために、次々と新しいライティングを学ぶ必要はありません。
必要な力を大きく整理すると、
- コトバの使いこなし方
- 案件ソウゾウ力
- 置換力
の3領域です。
1.コトバを使いこなす力
コトバを使いこなす力というと、語彙力だけを想像するかもしれません。ですが、その前に必要なのが「相手を理解する力」です。どんなに豊富な語彙を持っていても、誰に何を伝えるのか分かっていなければ選べません。
だから、コトバを使いこなすためには、
- 相手の悩みや欲求を聞くヒアリング
- 市場や競合、読み手を知るリサーチ
- 商品にしかない強みを見つける力
- 相手の立場へ自分を置き換えて考える力
- 読み手に合わせて表現を選ぶ力
- 情報をどの順番で伝えるか考える構成力
- 書くことだけでなく、あえて書かない余白を判断する力
などが必要です。
コトバの使いこなし方については、「AI時代のライターに必須の「コトバの使いこなし方」|AIに任せること・人が磨くこと」もご参考にしてください。
2.案件ソウゾウ力
どれだけコトバを使いこなせても、シゴトにつながらなければ収入は上がりません。そこで必要になるのが「案件ソウゾウ力」です。案件ソウゾウに必要な力は二つあります。
一つは、相手の悩みを「想像」すること。
もう一つは、その悩みから案件を「創造」することです。
たとえば依頼者から、「Instagramの投稿文を書いてほしい」と言われたとします。もちろん、そのまま投稿文を制作するのも一つです。ですが、話を聞いてみると、「そもそも誰向けのアカウントなのか曖昧」「プロフィールを見ても何をしている会社か伝わらない」「投稿は読まれているけれど、商品ページへ移動してもらえない」という問題があるかもしれません。
そうであれば、必要なのは投稿文だけではない可能性があります。プロフィールの改善。投稿企画。商品ページへつなぐ導線。場合によっては商品そのものの訴求整理。ここまで考えられると、シゴトは「1投稿を書く」から「Instagramを通じて商品を届けるための支援」へ変わります。
提案資料を創る場合も、依頼者が実現したいゴールから逆算し、現状とのギャップをどう埋めるのか示すことが大切です。
案件ソウゾウ力については、「単価が上がる「案件ソウゾウ力」とは?“書く依頼を待つ”から“シゴトを創る”ライターへ」もご参考にしてください。
3.置換力
コトバツカイに欠かせない3つ目の力が、「置換力」です。置換力とは、自分を相手の立場になりきって、「この人だったらどう感じるだろう?」「どんなコトバなら届くだろう?」と考える力です。
文章を書いていると、どうしても「自分が何を伝えたいか」に意識が向きます。ですが、伝えたいことと相手に伝わることは同じではありません。
たとえば、専門家にとって当たり前のコトバでも、一般のお客さまには難しく感じることがあります。反対に、ライター自身が「この表現のほうがきれい」と感じても、読み手が普段使わないコトバなら心には残りません。だからこそ、「自分ならどう思うか」ではなく、「この人なら、どう思うか」へ視点を移します。
たとえば、30代で転職を考えている人へキャリアサービスを紹介するとしましょう。サービス側は「豊富な求人」「手厚いサポート」を伝えたいかもしれません。ですが、読み手が本当に気にしているのは、「今さら転職して大丈夫かな」「年収が下がったらどうしよう」「今の会社を辞めて後悔しないかな」という不安かもしれません。
そこまで置き換えて考えられれば、使うコトバも、伝える順番も変わります。これは広告だけの話ではありません。SEO記事でも、SNSでも、インタビューでも、提案文でも同じです。
依頼者の立場。商品を買う人の立場。記事を読む人の立場。それぞれへ自分を置き換え、「何を知りたいのか」「何を怖いと感じるのか」「何なら動きたくなるのか」を考える。置換力があるからこそ、ヒアリングで集めた情報を「相手に届くコトバ」へ変換できるのです。
コトバツカイに必要なのは、自分が書きたい文章を書く力ではありません。相手の世界へ入り、その人に必要なコトバを選べる力です。
置換力については、「ライターが稼ぎ続けるために必要な「置換力」とは?提案・執筆・継続依頼が変わる相手目線」もご参考にしてください。
FUNADE2018年から8年以上運営するFUNADEの考え方
「何を学べば単価が上がりますか?」と聞かれると、SEO、広告、取材、SNSなど、新しいスキル名を探したくなるかもしれません。
もちろん、それぞれを学ぶことに意味はあります。
ただ、一つ学んで不安になったら次、また不安になったら次……と繰り返していると、いつまでも「○○ライティングを学んでいる人」のままです。
FUNADEで大切にしているのは、その下にある土台です。
誰に届けるのか。何に困っているのか。何を伝えるべきなのか。どのコトバなら届くのか。そして、自分は何を提案できるのか。
この土台があれば、媒体が変わっても応用できます。
「何のライターになるか」だけでなく、「自分のコトバを使って、誰の何に役立つか」。
ここを考え続けることが、コトバツカイへの入口です。
コトバツカイになると「書く」以外にもシゴトの幅が広がる
コトバツカイの面白さは、シゴトを「文章制作」という枠だけで考えなくてよくなることです。ビジネスには、いたるところにコトバがあります。
商品の名前。サービスのコンセプト。キャッチコピー。Webサイト。広告。ランディングページ。メルマガ。LINE。SNS。動画台本。インタビュー。営業資料。商品POP。採用ページ。
これらは媒体こそ違いますが、結局は「誰に、何を、どう伝えるか」を考えるシゴトです。コトバを軸にするとネーミング、コンセプト、セールス、インタビュー、広報などへ役割を広げられます。
資格・経験・好きなことは、コトバと掛け合わせると強みになる
「自分には特別な強みがありません」という相談は少なくありません。強みというと「珍しい資格」や「華々しい実績」ばかり探してしまうから、見つからないことがあります。
薬剤師として患者さんと接してきた経験。
看護師として医療現場を見てきた経験。
管理栄養士として食事相談をしてきた経験。
営業職でお客さまへ提案してきた経験。
採用担当として何百人もの応募者と話した経験。
子育て。介護。転職。趣味の小説。スポーツ。旅行。長く続けてきたものには、その人だから分かる感覚があります。
ただし、経験を持っているだけで依頼につながるとは限りません。必要なのは、「その経験を、誰のどんな悩みに使えるのか」へ変換することです。
たとえば薬剤師資格があるなら、「薬剤師です」で終わるのではなく、「患者さんがどこで薬の説明につまずくか分かるので、一般の方にも理解しやすい医療コンテンツを創れる」まで変換する。営業経験なら、「営業を5年経験しました」ではなく、「商談でお客さまが迷いやすいポイントを知っているので、営業資料やLPの訴求整理に活かせる」と考える。
強みは、履歴書に書いてある名詞ではありません。相手の役に立つ形へ変換されて、はじめてシゴト上の価値になります。
事例1|「好きな小説」が1件30万円を超える依頼につながった事例
FUNADE|B&Hライター養成講座の受講生であるめぐみさんの事例は、「今までの経験をシゴトと結びつける」という考え方が分かりやすい例です。
もともとめぐみさんは小説の創作活動をしていましたが、それを収入につながるものとは考えていませんでした。小説は趣味。ライターのシゴトはライターのシゴト。別々に考えていたそうです。
ところが、講座の合宿で「物語を創る力は、商品やサービスのストーリーを伝えるシゴトにも活かせるのでは?」と考えたことで、二つがつながりました。
その後、小説に関係する依頼も増え、1件30万円を超える依頼を受注できるようになっています。ここで注目したいのは、「小説家として有名になったから依頼が増えた」という話ではないことです。すでに持っていた「物語を創る」という経験を、コトバを使うシゴトと結びつけた。
ここがポイントです。
自分の経験と、これから学ぶスキルを切り離す必要はありません。むしろ、専門性×コトバ。趣味×コトバ。過去の職歴×コトバ。これまで積み重ねてきたものを掛け合わせるほうが、自分ならではの強みを見つけやすくなります。
めぐみさんの事例については、「理学療法士から独立し、コトバツカイへ!趣味の「小説」を武器に30万円の案件を獲得できた理由【B&Hライター養成講座 受講生インタビュー】」もご参考にしてください。
事例2|「書く」だけでなく、自分の商品を届けるためにコトバを使う
コトバツカイの力は、依頼者の記事や広告を書くためだけに使うものではありません。自分の専門性や経験を商品に変え、必要としている人へ届けるためにも活かせます。
その一例が、管理栄養士としての専門性を活かし、料理分野で活動しているまきさんです。
もともとは未経験からコトバの使いこなし方を学び、自身の料理講座を届けるためにInstagramで発信を続けました。特に意識していたのは、Instagramの機能や流行している型を追うことではなく、「どんな人の役に立ちたいのか」「その人は何を知りたいのか」「どんなコトバなら伝わるのか」を考え抜くことだったといいます。
その結果、既存記事の公開時点ではInstagramのフォロワーが約4.5万人となり、料理講座の事業は年商1,800万円を超える規模へと広がりました。※数値は既存記事公開時点のものです。
この事例で注目したいのは、「Instagramの伸ばし方」という単一の方法を身につけたからシゴトが広がったわけではないことです。実際、発信では「お客さまがどんなことを知りたいのか」「どんなコトバで伝えれば届くのか」を考えることを重視していました。
管理栄養士として持っていた知識。料理という専門分野。そして、それを必要な人へ届けるためのコトバ。この3つが掛け合わさることで、「依頼された文章を書く」という働き方だけではなく、自分自身の商品や講座を創り、届ける事業へとシゴトの幅が広がっています。
まきさんの事例については、「【卒業生インタビュー】管理栄養士から年商1,800万円の起業家へ!B&Hライター養成講座で学んだ「稼ぐ力」と「マインド」」もご参考にしてください。
コトバを使いこなせるようになると、必ずしも「ライターとして何を書くか」だけを考える必要はありません。
自分が持っている経験や専門性を、誰の役に立つ形へ変え、どう届けるのか。
そこまで考えられるようになることも、コトバツカイとしての一つのキャリアです。
コトバツカイになるための3ステップ


コトバツカイになるために、最初から幅広いシゴトができる必要はありません。まず、コトバを使いこなすために必要な知識を学ぶ。次に、その知識を「知っている」で終わらせず、実際に使えるようになるまで繰り返し実践する。そして最後に、自分の力を相手の悩みと結びつけ、シゴトをソウゾウしていきます。
大きく分けると、知る → できるようになる → シゴトにするという流れです。
ここからは、コトバツカイになるまでの道のりを3つのステップで見ていきましょう。
STEP1.必要な知識を学ぶ
コトバツカイになるための最初のステップは、コトバを使いこなすために必要な知識を身につけることです。
ただし、ここでいう知識は「文章の書き方」だけではありません。人の心が動く仕組みを知る。日本語を知る。世の中で実際に使われているコトバを知る。さらに、扱う分野によって必要なルールを知る。こうした土台があるからこそ、目的や相手に合わせてコトバを選べるようになります。
セールスライティングを学ぶ
最初に学んでおきたいのが、セールスライティングです。
セールスライティングというと、「商品を売るための文章術」をイメージする方もいるかもしれません。もちろん、その役割もあります。ただ、コトバツカイにとって大切なのは、型を覚えることだけではありません。
たとえば、
- 読み手は何に悩んでいるのか
- 本当はどんな状態になりたいのか
- 商品やサービスによって何が変わるのか
- どの情報を、どんな順番で伝えると理解しやすいのか
- どんなコトバなら読み手が「自分のことだ」と感じるのか
といった、相手を起点にコトバを考える方法を学びます。
どれだけ語彙を知っていても、誰に何を伝え、どう心を動かしたいのかが分からなければ使いこなせません。
セールスライティングは、広告を書くためだけのものではなく、コトバを使って人へ伝えるための土台になります。SEO記事、取材記事、SNS、メルマガ、提案文など、媒体が変わっても活かせる考え方です。
正しい日本語を知ったうえで、あえて崩す
人の心を動かすコトバを創るためには、正しい日本語を知っておくことも必要です。これは、「教科書通りの文章を書きましょう」という意味ではありません。
むしろ、予定調和を崩した表現を創るために、予定調和を知っておくということです。
助詞、接続詞、修飾語、句読点、一文の長さ、文章のリズム。正しい形が分かっているからこそ、「ここは一文を短く切ろう」「普通ならこの表現だけれど、あえて違うコトバを選ぼう」「ここは少し余白を残したほうが印象に残りそうだ」と、意図を持って崩せます。
基礎が分からないまま崩してしまうと、「面白い」ではなく、単に「分かりにくい」文章になることもあります。正しさに縛られるのではなく、正しさを知ったうえで使いこなす。これもコトバツカイに必要な土台です。
日常からコトバのストックを増やす
コトバを使いこなすためには、自分の中に選択肢が必要です。毎回同じような表現しか浮かばなければ、商品や読み手が変わっても似た文章になってしまいます。
だからこそ、日頃からコトバのストックを増やしていきます。小説、映画、広告、電車の中吊り、スーパーの商品POP、テレビCM、SNS、街中の看板。コトバを学べる場所は、ライティング本の中だけではありません。普段の生活にも、人の心を動かすコトバはたくさんあります。
ただ、「いいコピーだな」で終わらせないことです。「なぜ、この一文で立ち止まったんだろう?」「どのコトバが気になったんだろう?」「普通ならどう書くところを、どう変えているんだろう?」「自分なら別の言い方をするとしたら?」と、一歩踏み込んで考えてみます。
コトバツカイにとっては、街を歩くことも、小説を読むことも、映画を見ることも、コトバの引き出しを増やす時間になります。
美容・健康分野でシゴトをするなら、関連するルールも学ぶ
美容・健康分野でコトバを使うのであれば、表現に関するルールを理解しておくことも欠かせません。たとえば、薬機法や医療広告ガイドラインなどです。
人の心を動かす表現を創れたとしても、扱う商品やサービスで認められていない表現を使ってしまえば、そのまま公開できないことがあります。だからこそ、「どう書けば魅力的か」だけではなく、「どこまでなら伝えられるのか」も考えられるようになる必要があります。
特に、薬剤師、看護師、管理栄養士などの経験を活かして美容・健康分野でシゴトをしたい方は、専門知識とコトバの力に加えて、表現ルールへの理解も一つの強みになります。
ただし、ルールを知る目的は、「書けない表現」を増やすことではありません。制約を理解したうえで、「では、どうすれば魅力が伝わるだろう?」と考える。ここにも、コトバツカイとしての工夫があります。
STEP2.できるようになるまで実践する
必要な知識を学んだら、次にやることはシンプルです。できるようになるまで使ってみること。
コトバは、知識を覚えただけでは使いこなせません。セールスライティングの型を知っていても、実際の商品を前にすると何を書けばよいか分からない。日本語について学んでも、いざコピーを創ろうとすると無難な表現しか浮かばない。
こうしたことは珍しくありません。だからこそ、学習と実践を分けないことが大切です。
毎日、広告を分析する
コトバの使いこなしを鍛える方法の一つが、広告分析です。
たとえば、「この広告は誰に向けているんだろう?」「その人は何に悩んでいるんだろう?」「なぜ、この写真なんだろう?」「なぜ、このキャッチコピーなんだろう?」「ほかのコトバではなく、なぜこの一言を選んだんだろう?」「どんな未来を見せようとしているんだろう?」と分解します。
ここで大切なのは、広告を「上手い」「好き」で終わらせないことです。創り手が、なぜその表現を選んだのかを考える。
これを繰り返すと、普段なんとなく見ていた広告からも学べることが増えていきます。そして、自分が制作するときにも、「今回は誰へ届けるのか」「その人には、どのコトバが合うのか」と考えるクセがついてきます。
毎日少しずつでも広告を見る。分析する。自分だったらどうするか考える。こうした積み重ねが、コトバの使いこなしにつながっていきます。
実際に制作物を創り、フィードバックを受ける
分析するだけでなく、自分でも制作物を創ってみます。キャッチコピー、メルマガ、ランディングページのファーストビュー、SNS投稿、チラシ、動画台本など、架空の商品でも構いません。
大切なのは、自分の頭で考えコトバを選び、実際に形にすることです。そして、できれば自分より経験のある人からフィードバックを受けてください。
自分では「この表現、いいかも」と思っていても、読み手には伝わっていないことがあります。逆に、自分では気づかなかった部分を評価してもらえることもあります。こうしたズレは、自分一人ではなかなか見つけられません。
創る。フィードバックを受ける。なぜ伝わらなかったのか考え、改善する。そしてまた創る。この繰り返しによって、「知っているコトバ」が「伝えるために使えるコトバ」へ変わっていきます。
制作物が増えてきたら、制作見本としてまとめておくのもよいでしょう。その後、案件へ応募したり、自分ができることを伝えたりするときの材料にもなります。
STEP3.案件ソウゾウする
コトバを使えるようになってきたら、次はその力をシゴトへ変えていきます。ここで必要になるのが「案件ソウゾウ」です。案件ソウゾウとは、自分ができることを一方的に売り込むことではありません。相手の立場へ自分を置き換え、人と出会い、実際の悩みを知り、その悩みを解決するために必要なシゴトを考えることです。
大きく分けると、置換力を身につける → 人と出会う → 悩みを発見する → 解決策を提案するという流れになります。
置換力を使って、相手の立場から考える
案件ソウゾウの土台になるのが「置換力」です。置換力とは、自分を相手の立場へ置き換えて考える力。「自分ならどう思うか」ではなく、「この人だったら、どう感じるだろう?」「この会社だったら、何に困っているだろう?」「この商品を買う人だったら、何が不安だろう?」と考えます。
人と出会う
案件ソウゾウは、人と出会うところから始まります。どれだけコトバを使えるようになっても、誰とも話さず、自分の中だけで考えていては、相手が本当に困っていることは分かりません。
SNSで発信する。求人へ応募する。クラウドソーシングを使う。勉強会へ参加する。交流会へ行く。以前の取引先へ連絡する。知り合いから紹介してもらう。方法は一つではありません。大切なのは、「シゴトをもらうためだけに人と会う」と考えないことです。
まず、その人がどんなシゴトをしていて、何を大切にしていて、今どんなことに困っているのかを知る。実際、本人に話を聞いてみなければ分からないことはたくさんあります。自分では「きっと集客に困っているんだろう」と思っていたのに、聞いてみたら「問い合わせは来るけれど、その後の説明に時間がかかっている」ことが本当の悩みかもしれません。
だからこそ、人と出会う。ここが案件ソウゾウのスタートです。
相手の悩みを発見する
人と出会ったら、次にするのは「何に困っているのか」を知ることです。ここで大切なのは、表面的な依頼だけで判断しないこと。
たとえば、「Instagramの投稿文を書いてほしい」と言われたとします。そこで、「分かりました。月に何本必要ですか?」とだけ聞けば、投稿制作の案件になります。
でも、「そもそも、なぜInstagramを改善したいんですか?」「今、一番困っていることは何ですか?」「どんな状態になれば理想ですか?」「これまで何を試しましたか?」「投稿を見た人に、その後どう動いてほしいですか?」と聞いていくと、別の課題が見つかるかもしれません。
たとえば、投稿そのものではなくプロフィールが分かりにくい。商品ページへの導線が弱い。そもそも誰へ届ける商品なのか整理できていない。商品の魅力をうまくコトバにできていない。
そんな問題が隠れていることもあります。依頼者自身が、自分の本当の課題を完全に整理できているとは限りません。だからこそ、話を聞きながら一緒に整理していく。ここにも、コトバツカイの価値があります。
悩みから解決策を考え、提案する
悩みが見えたら、最後に解決策を考えます。ここではじめて、「自分の力を使って、何ができるだろう?」と考えます。
たとえば、Instagramの相談を受けた結果、「投稿文を増やすことより、まずプロフィールと商品ページへの導線を整えたほうがよさそうだ」と分かったとします。それなら、「投稿制作だけではなく、プロフィールも一緒に見直しませんか?」「商品ページまでの導線も整えてみませんか?」と提案できます。
これが案件ソウゾウです。「私は記事を書けます」「LPを書けます」「SNSを書けます」と、自分が持っているスキルからシゴトを探すのではありません。まず相手の悩みを見る。そのうえで、「この悩みを解決するには、何が必要だろう?」と考えます。
必要なら記事を書く。必要ならLPを創る。必要ならインタビューする。必要ならSNSを整える。場合によっては、一つの制作物だけではなく、複数を組み合わせて提案する。こうして、相手の悩みを起点にシゴトを創っていきます。
コトバツカイのシゴトの幅が広がるのは、「何でも書けるから」ではありません。相手の悩みに合わせて、コトバをどう使えば役に立てるのかを考えられるからです。



2018年から8年以上運営するFUNADEの考え方
本を10冊読んでも、動画を100本観ても、それだけではコトバツカイにはなれません。コトバは、実際に誰かへ届けてみてはじめて分かることがたくさんあります。
「自分ではいいと思ったけれど伝わらなかった」
「意外な一文に反応してもらえた」
「ヒアリングしたら、自分が想像していた悩みと全然違った」
こういう経験が、次の表現や提案につながります。
学ぶ。創る。見てもらう。直す。人に会う。提案する。この往復を繰り返しながら、コトバをシゴトへ変えていく。それがFUNADEで大切にしている実践です。
コトバツカイを目指すときによくある3つの失敗
新しいライティングスキルを増やし続ける
SEOが不安だから広告。広告も不安だから取材。次はSNS。もちろん学ぶこと自体は悪くありません。ただ、単一スキルを増やすだけでは、その媒体や手法が変化するたびに、また別のものを探すことになります。
その基礎となる「相手理解」「ヒアリング」「リサーチ」「コトバ選び」を鍛えたほうが、さまざまな制作へ応用しやすくなります。
「面白い表現」を創ることが目的になる
予定調和を崩す。ウィットに富んだユーモアを入れる。こう聞くと、ついキャッチーな表現を考えることへ意識が向きます。ですが、目的は「面白いと言ってもらうこと」ではありません。
相手に興味を持ってもらう。
魅力を理解してもらう。
必要な人に選んでもらう。
そのための表現です。
面白いけれど何を売っているのか分からないコピーなら、本末転倒です。
学んでからシゴトを始めようとする
「もう少し勉強してから」「自信がついてから」「全部理解してから」と思っていると、いつまでも実践が始まりません。実際には、シゴトをするから分かることがたくさんあります。
「この聞き方では本音まで出ないな」「この提案だと伝わらないな」「この表現は自分ではよいと思ったけれど、読み手には刺さらないんだな」こうした経験は、教材を読むだけでは得られません。
小さく実践して、フィードバックをもらい、また試す。コトバツカイは、実践の中で育っていきます。
コトバツカイは「あなたにお願いしたい」を増やすためのキャリア
AI時代にライターが目指すべきは、「AIに勝つ」ということではありません。それよりも、「なぜ、自分へお願いしてもらうのか」を増やしていくことです。
医療の知識があるから。お客さまの話をとにかく深く聞いてくれるから。こちらが気づいていない魅力まで見つけてくれるから。コピーの表現が好きだから。毎回、頼んだもの以上に提案してくれるから。一緒に考えてくれるから。理由は、一つでなくて構いません。
むしろ、その人の経験や専門性、人柄、コトバの選び方が組み合わさって、「○○さんだから頼みたい」になっていきます。ここまで来ると、単純に文字数や単価だけで比べられにくくなります。
コトバツカイは、ライターを辞めるための考え方ではありません。ライターとして培った「書く力」を入口に、シゴトの幅と価値を広げていくキャリアです。
FAQ
- コトバツカイとは何ですか?
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コトバツカイとは、文章を正しく書くだけではなく、ヒアリングやリサーチによって相手の魅力・想い・課題を引き出し、それを読み手の心が動くコトバへ変え、必要に応じてシゴトそのものまで提案できる人です。
FUNADEでは、「コトバを使う人」ではなく「コトバを使いこなす人」と考えています。新しい資格名ではなく、コトバを軸に相手へ価値を提供するシゴトの仕方だと考えると分かりやすいでしょう。
- コトバツカイとWebライターは何が違いますか?
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Webライターは記事などの文章制作が主な役割ですが、コトバツカイは文章制作だけに範囲を限定しません。
ヒアリング、リサーチ、コンセプト整理、ネーミング、広告、SNS、提案など、相手の課題に応じてコトバが関わるさまざまな領域へシゴトを広げていきます。
ただし、どちらが上という話ではありません。Webライターとして培った調査力や構成力、執筆力も、コトバツカイに必要な大切な土台です。
- AIが進化するとWebライターのシゴトはなくなりますか?
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AIによって、情報整理や一般的な文章のたたき台など、人に依頼しなくてもできる範囲は広がっています。
一方で、依頼者自身も気づいていない魅力をヒアリングから引き出す、実際のお客さまの本音を汲み取る、目的に合わせて表現を判断する、課題から新しい提案をする、といった役割は残ります。
ライター=正しく、分かりやすい文章を書ける人という定義ではなくなりました。
私たちが思うライターの定義は、
✅深いヒアリングとリサーチで クライアントさんの伝えたいこと 、読み手の悩み 、その商品にしかない圧倒的な強みを 引き出せる人
✅その内容を、 「伝わるコトバ」に変えて 読み手の心を動かせる人です。大事なのは「AIを使わない」ことではなく、AIに任せる部分と、自分が判断する部分を分けることです。
- コトバツカイになるにはセールスライティングが必要ですか?
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セールスライティングの考え方は役立ちます。
なぜなら、相手の悩みを理解し、商品の価値を伝え、行動につなげるという考え方は、SEO記事、広告、SNS、メルマガなど多くの制作に応用できるからです。
ただし、テンプレートだけ覚えればコトバツカイになれるわけではありません。ヒアリング、リサーチ、相手理解、語彙、構成、提案、実践までセットで磨くことが大切です。
- 医療ライターや薬機法ライターでもコトバツカイを目指せますか?
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目指せます。むしろ専門知識がある方は、それまでの経験をコトバと掛け合わせることで独自の価値を創りやすいです。ただし、「資格があります」で終わらないことがポイントです。
その資格や現場経験によって、どんなお客さまの悩みを理解できるのか、どんな制作で役に立てるのかまで変換してください。専門性×コトバの力によって、記事制作以外のシゴトへ広がる可能性もあります。
- コトバツカイになるために資格は必要ですか?
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特定の資格が必須というわけではありません。必要なのは、相手を理解し、魅力や課題を引き出し、適切なコトバへ変換し、実際のシゴトで役に立つ力です。
資格がある方は専門性として活かせますし、資格がなくても、職歴、趣味、人生経験などが強みになることがあります。まずは「自分に何がないか」ではなく、「今まで何を経験してきたか」を棚卸ししてみてください。
- コトバツカイを目指せば単価は上がりますか?
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コトバツカイを名乗るだけで単価が上がるわけではありません。単価は、相手へ提供できる価値や担当範囲、実績、提案内容などによって変わります。
一方で、「記事を書く」だけでなく、ヒアリング、企画、導線、複数制作物の提案まで役割を広げられれば、一件あたりのシゴトの範囲が広がる可能性はあります。単価アップそのものを目的にするより、「相手へどこまで役立てるか」を広げていくことが先です。
- 未経験でもコトバツカイを目指せますか?
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目指すことはできます。まずはライティングの基礎を学び、実際に文章を創り、案件を経験するところから始めてください。
その中でヒアリング、リサーチ、提案などへ少しずつ役割を広げます。完全未経験の段階では、「コトバツカイになる」ことを急ぐより、まず一つの制作物を最後まで担当できる力を身につけ、そこからシゴトの半径を広げていくほうが現実的です。
まとめ|「何を書くか」ではなく「コトバで誰の役に立つか」を考えよう
AI時代になって、ライターのシゴトの形は変わっています。ですが、変わることは、なくなることと同じではありません。情報を調べて正しく書く、依頼されたものをそのまま納品する。ここだけをシゴトにしていると、AIやほかのライターと比較されやすくなります。
だからこそ、書く前に相手の想いや商品の魅力を引き出し、書くときは読み手の立場へ立ってコトバを選び抜く。書いたあとまで考えて、必要なら次の提案をする。自分が今まで積み重ねてきた経験や資格、好きなことも掛け合わせていく。
「何を書けるか」だけでなく、自分はコトバを使って、誰のどんな悩みを解決できるだろう。この問いを持ったところから、コトバツカイとしてのシゴトづくりは始まります。
FUNADE|B&Hライター養成講座とは?
「書ける」のその先へ進みたい方へ。自分の経験や専門性をコトバと掛け合わせ、誰かに必要とされるシゴトへ変える方法を、FUNADEでは実践しながら学べます。
ここまでお伝えしてきたコトバの使いこなしや案件ソウゾウは、知識を覚えるだけではなかなか身につきません。実際に創ってみる。人からフィードバックを受ける。案件について相談する。相手の立場に立って提案を考える。こうした実践を繰り返すことで、少しずつシゴトで使える力へ変わっていきます。
FUNADE|B&Hライター養成講座は、文章の書き方だけを学ぶ場ではなく、制作、フィードバック、案件相談、提案の実践を通して、コトバの力をシゴトへ変えるための環境です。
考え方や実際の学び方をもう少し詳しく知りたい方は、無料説明会や体験ウェビナーで内容や雰囲気を確認したうえで、自分に合うかを判断してみてください。





