「ホームページを改修すれば、売上が上がりますか?」
こういった相談は、マーケティングの現場では定期的に届きます。
答えは「改修したから上がる、とは言えません」。
なぜそう言えるのか。
そこには、多くの事業主が見落としがちな「設計の欠如」という問題があります。
RASHINBAN第282回事例検討会で持ち込まれた「ホームページ改修相談」から見える、見込み客導線マップの重要性について解説します。
どんなに良いお店でも、孤島では客は来ない
ホームページは、あくまでもビジネスの「拠点」のひとつです。
いくら内装を整えて使いやすくリニューアルしても、そこへの導線がなければ、誰も訪れません。
孤島にポツンと建っているお店を想像してみてください。
どれだけ立派な内装でも、行くための船がなければ人は来ません。
ホームページも同じです。
改修の前に考えるべきなのは、「どうやって人がそこにたどり着くのか」という導線の設計です。
「ホームページがあるから売れる」は幻想
数年前には、こんな相談がよくありました。
「知り合いの経営者がランディングページを作って売れたらしいので、自分も作れば売れますよね?」
ランディングページを作っても、そこへお客さんが来なければ売れません
ホームページも同じで、改修したからといって、アクセスが増えるわけでも、成約率が上がるわけでもありません。
大切なのは、今の状態を正確に把握することです。
- 現在、ホームページへのアクセスはどれくらいあるのか
- そのアクセスはどこから来ているのか
- 訪問しているのはどんな人たちで、どんな悩みを持っているのかリスト
これらが見えていない状態で改修を進めても、いくらお金をかけても何も変わらなかった、というケースは珍しくありません。
見込み客導線マップとは何か
マーケティング用語で言えば「ファネル」。
それを見える化・数値化したものが「見込み客導線マップ」です。
具体的には、こういった全体像を描くことを指します。
- SNSや検索などの各集客チャネルに、どれだけの人が集まっているか
- そこからホームページやランディングページへ、どれだけ流入しているか
- 最終的に、売りたい商品・サービスにどれだけの数字が集まっているか
このマップがない状態で施策を打つのは、設計図なしに家を建てるようなものです。
勘で作った家は、耐震性がどうなっているかわかりません。
ビジネスも同じで、土台となる設計がなければ、どこかで崩れます。
設計八割。これはビジネスも同じ
どんな仕事でも、準備と設計の段階で勝敗のほとんどが決まる「設計八割」という考え方があります。
事業においても、見込み客導線マップを描いて土台を固めることが、売上アップへの最短ルートです。
施策を打つ前に全体を見渡し、どこにボトルネックがあるのかを把握する。
その上で、改修すべき箇所を特定して初めて、ホームページ改修は意味を持ちます。
逆に言えば、見込み客導線マップがある状態でのホームページ改修は、非常に有効な打ち手になります。問題は「改修すること」ではなく、「設計なしに改修すること」です。
目先の売上より、クライアントの成果を優先する
仮に「ホームページ改修します、50万円です」という依頼をそのまま受けて進めた場合、一時的に収入は得られます。しかし売上が上がらなければ、クライアントからの評価は下がります。長期的に見れば、自分自身のブランディングを損なうことになります。
「クライアントに無駄なお金を使わせたくない」という思いは、目先の利益を手放す勇気にもつながります。そしてその姿勢こそが、長く信頼される仕事人の条件ではないでしょうか。
見込み客導線マップで自分のビジネスとその未来を描いてみる
現状理解なしのホームページ改修は、博打のようなもの。だからこそ、「見込み客導線マップ」を描き、正しい現状を数値で把握することです。
描いた後に以下の点を見直してください。
- どこから見込み客が流入し、どこで離脱しているのか?
- どのボトルネックが解消されれば、最も効率的に売上を伸ばせるのか?
全体が見えるようになったとき、資金を書けても成果が出ない無駄な施策は消え、すべきことが明確になる「設計図」が手に入ります。
現状打破の第一歩は、勘に頼らない「あなたのビジネスの設計図を描く」ことから始まります。
もし描いたうえでの壁打ちが必要な時は江良との1on1「Plus Ultra 1on1」がおすすめです。見込み客導線マップを描いた上で相談することで、売上の天井を突き破るヒントが見えてきます。
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