AI時代に必要なのは、脱“ライター(righter)”。正しさではなく人を動かすコトバの使いこなし方【B&Hライター養成講座 第385回壁打ちミーティング(旧事例検討会)】

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こんにちは。B&Hライター養成講座 主宰の中道麻智子です。今回の記事は、受講生であるひなたさんに書いていただきました!

壁打ちミーティングは、B&Hライター養成講座の中でも満足度の高いコンテンツで、実際の案件の相談・添削やシゴト獲得の悩みを解決できる場です。

週に1回のミーティングでは、講師の中道さんや先輩ライターとディスカッションを行います。自分の考えを言語化しながら、「なぜそう考えたのか」を問い続け、頭をフル回転させて考える時間になっています。

今回の記事では、第385回壁打ちミーティングに参加した受講生さんの声と、相談内容から学んだ「人を動かす文章の創り方」についてお伝えします。

第385回壁打ちミーティングで出た相談内容

  • 強みがない商品の売り方
  • to B向けのチラシコピー添削
  • SNS投稿代行を受注したい、提案の仕方
  • 求人サイト応募時に目に留めてもらう方法
  • 売り方を提案できるようになりたい。どうすれば提案力を高められるか

など

実際の事例を通して実践力を磨いている受講生の声

ヒアリングと事前リサーチの重要性が理解できました!(介護福祉セールスライター K・Yさん)

Q1.0~10点で表すとして、今日の壁打ちミーティングを同じような悩みを持つ「友人や知人に勧める可能性」はどのぐらいありますか?

10点

ヒアリングと事前リサーチ、クライアント様とのゴールすり合わせの重要性を理解できた。

Q2.壁打ちミーティングに参加する前にどのようなことで悩んでいましたか?

5月の案件応募の方向性

Q3.本日の壁打ちミーティングに参加して解決できたこと、(もしくは出来そうなこと)はありますか?

提案文を作成した上で、ちゃんと「応募」する

Q4.次回の壁打ちミーティングまでにコミットすること

チラシ作成案件のクライアント様からプロットのフィードバックを受ける

方向性への不安が整理され、改善点が見えてきました!(セールスライター M・Kさん)

Q1.0~10点で表すとして、今日の壁打ちミーティングを同じような悩みを持つ「友人や知人に勧める可能性」はどのぐらいありますか?

10点

他の受講生の方の事例とともに、自分以外の意見や視点に触れることができる

Q2.壁打ちミーティングに参加する前にどのようなことで悩んでいましたか?

今回作成中のチラシについて。方向性はあっているのか。深掘りが足りていない懸念点。

→再確認が必要ですが、より明確になりました。

Q3.本日の壁打ちミーティングに参加して解決できたこと、(もしくは出来そうなこと)はありますか?

コピーに具体性 ゴールは何か、を明確に。相談or問い合わせによって載せるものが違う。応募の提案文はコミット。企業に対して何が貢献できるのか、お願いしたらどんな未来があるのか。正しさから脱却して表現するためには正しさも大切 埋もれないためにどうすればいいか

Q4.次回の壁打ちミーティングまでにコミットすること

今回のご意見を踏まえてチラシ作成

(クライアントさんに再確認済み。問い合わせ先(サービス内容を主に)として)

埋もれる応募文を卒業する、「読ませる入口」の創り方

今回の壁打ちミーティングでは、「応募文の1行目は挨拶や自己紹介にしない」という話がありました。数ある応募文の中で読んでもらうためには、まず続きを読みたくなる導入を作る必要があります。

ここで質問です。
あなたが採用担当者なら、どちらの文章の続きを読みたくなるでしょうか。

①「初めまして。美容健康ライターとして活動している〇〇です。」
②「私は、薬機法に配慮しながら読了率を高め、コンバージョンに繋がる記事を制作できます。」

②の方が、「この人は何をしてくれる人なのか」が伝わってきて、続きを読んでみたくなるのではないでしょうか。

ほとんどの案件応募者は自己紹介や挨拶から書いているので、同じような導入で書いてしまうと差別化が難しくなり、読んでもらえないという状態になってしまいます。なんとなく提案文はこんな感じの文章を見るからとかではなく、徹底的に採用担当者が知りたいことは何か。どんな文章なら「この人に相談してみたい」「この人にシゴトをお願いしたい」と思ってもらえるのかを考え抜きましょう!

講師の中道さんは発注側になることも多く、はじめに「この人にお願いしたらどのような未来が待っているのか」のコミットを知りたいとおっしゃっていました。

数ある応募者に埋もれないためには、「この人は自分の悩みを理解してくれそう」と感じてもらえる入口を作ることが大切なのだと学びました。

この考え方は、応募文や提案文だけでなく、履歴書や職務経歴書など、シゴトを獲得する文章全般に通じるものです。かくいう私も、求人サイトなどでは履歴書や職務経歴書はフォーマットが決まっているケースが多く、「差別化が難しい」と思い込み、悩んでいました。

しかし、B&H Promoter‘s代表の江良さんに相談すると、「文字通り履歴書や職務経歴書として考えるから良くないんだよ」と言われ、目からウロコが落ちました。採用担当の目に止まれば、フォーマット通りでなくても良いわけです。

詳しい提案文や自己紹介の創り方については、こちらのYouTubeがとても参考になります。
気になる方は、ぜひご覧ください!

弱みを強みに変える、セールスライターの視点

セールスライティングをしていると、「この商品、他社と似ているな」「特別な強みが見つからないな」と悩むことがあります。

講師の中道さんは、「強みは見つけるだけではなく、創り出すものでもある」と話されていました。商品の成分・価格・開発背景・ターゲット・会社の想いなどを洗い出していくと、打ち出せる切り口が見えてくることがあります。

ヒアリングで強みを見つけきるためには、競合商品の事前リサーチも重要です。他社の強みを知ることで、「逆に、この商品はどこが違うのか」「他社が触れていない価値は何か」を考えやすくなります。

今回の壁打ちミーティングで特に学びになったのが、「弱みは見方を変えると強みに変わる場合がある」という視点でした。

たとえば、

  • 小さな会社
    → 開発者の想いやこだわりが見えやすい
  • 成分が少ない
    → 本当に必要な成分だけにしぼっている
  • 機能がシンプル
    → 迷わず使いやすい

このように、一見マイナスに見える要素も、読み手にとってのメリットに変換できる可能性があります。

コトバツカイのシゴトは、ただ文章をきれいに整えることではありません。商品の背景を知って競合を調べ、読み手の悩みを理解したうえで、「どう伝えれば価値として伝わるのか」を考え尽くし、必要な人に必要な商品を届けるシゴトなのだと実感できました。

読者を迷わせない、ゴールから逆算するコピー設計

壁打ちミーティングでは、「まずゴールを明確にすることが大切」という話が何度も登場します。

「チラシを作りたい」「LPを作りたい」と思ってシゴトを依頼してくれた方でも、「何をゴールにしたいのか」が曖昧なまま相談されることがあります。

何をゴールにするかによって、構成やコピーの作り方は大きく変わります。

ゴールの例としては、

  • 商品やサービスの認知を広げたいのか
  • 無料相談・無料体験に来てもらいたいのか
  • メルマガ・LINE登録につなげたいのか

などです。ゴールが曖昧なまま制作を進めると、「何を優先して伝えるべきか」もズレやすくなります。

たとえば、無料体験申し込みがゴールのはずなのに、有料講座の説明ばかりになっている広告を見かけることがあります。無料で参加できる入り口を用意していても、有料講座の説明ばかりでは、「無料体験に参加すると何が得られるのか」が伝わりにくくなってしまいます。

無料体験申し込みがゴールなら、まず伝えるべきなのは、「無料体験をすると、どんな良いことがあるのか」です。
有料講座の内容は無料体験時に案内した方が、読者の迷いも減ります。

サービスの良さをしっかり伝えたいと思うほど、「これも伝えたい」「あれも説明したい」と情報が増えていくものです。しかし、詰め込みすぎると、読者は「結局、何をすればいいの?」と迷ってしまいます。

だからこそヒアリングでは、「今回は、まず何をゴールにするのか」を一緒に整理していくことが大切です。

売れるコピーは、センスだけで生まれるものではありません。リサーチを行い、ヒアリングで悩みを整理し、ゴールから逆算して設計していく。その積み重ねが、「読者が迷わず行動できるコピー」につながります。

AI時代に「その人にしか書けないコトバ」を創れるようになりたい方へ

B&Hライター養成講座では、「脱righter(正しく書く人)」という言葉がでてきます。AIを使って正しい文章を作りやすくなった今、「正しさ」から抜け出す方法を考えていかなければなりません。

もちろん、医療や健康のように、正確性が求められる場面では、「正しさ」はとても大切です。

ただ、商品やサービスを伝える時には、「正しいだけ」では届きにくい場面もあります。

「なんか気になる」
「続きが読みたい」
「自分のことかもしれない」

そんな感情を動かすには、人の体験や感情、コトバ選びが必要になります。ただ、ここで大切なのは、最初から感覚だけで崩そうとしないことです。

まずは、正しい日本語を知る。そのうえで、小説や映画、人との会話、自分自身の経験から得た感情を重ねていくことで、「その人らしい表現」が少しずつ生まれていきます。

たとえば、

  • 小説を読んで心が動いた経験
  • 映画を見て印象に残ったセリフ
  • 実際に悩んだこと
  • 誰かに言われて嬉しかった言葉

こうした体験の積み重ねが、比喩や表現の深みにつながっていきます。

「誰に、どんな感情を届けたいのか」「どんな言葉なら、自分ごととして届くのか」を考え、コトバを一つひとつ選び抜くことは、人間だからこそできる部分ではないでしょうか。

AIを怖がるのではなく、AIを使いこなしながら、人だからこそできる表現を磨いていく。「AI時代に、どんなライターが求められるのか知りたい」「ただ文章を書く人ではなく、提案できるライターになりたい」そんな方は、こちらの無料オンライン説明会を覗いてみてください。次の一歩を考えるヒントが見つかりますよ!

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