こんにちは!B&Hライター養成講座 主宰の中道麻智子です。
B&Hライター養成講座では、受講生さんが制作物を創り添削を受けながら実践力を磨く「シゴトが獲れる制作シャトルラン」を開催しています。毎週日曜日に提出日を設けており、講座期間中は添削回数無制限で課題の提出ができます。
個人で稼いだ経験が無くても、このトレーニングで作成した課題を制作見本として応募文などに添付することで、1件10万円を超える依頼や月額契約を受注できるようになります。
4月の添削では、LP・チラシ・記事・メルマガなど、さまざまな制作物をもとに、
「読み手に伝わるか」
「商品の魅力が一瞬で伝わるか」
「薬機法に配慮しながら訴求できているか」
「クライアントに提出できるレベルまで仕上がっているか」
といった視点でフィードバックを行いました。
今回の記事では、4月の添削内容から、制作物の質を高めるための大切なポイントをお伝えします。。これからライターとしてシゴトを獲っていきたい方、制作物の完成度を上げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ファーストビューには「その商品ならではの一番の特徴」を入れる
ランディングページ(LP)やチラシのファーストビューでは、パッと見た瞬間に「これは何の商品なのか」「他と何が違うのか」を伝えることが大切です。
今回の添削では、先行美容液のLPに対して「導入美容液であること」がファーストビューに入っていない点を指摘しました。読み手は、美容液と聞くと「化粧水や乳液のあとに使うもの」とイメージしやすいため、スキンケア前に使う先行美容液であることを最初に伝える必要があります。
ファーストビューはスペースが限られています。そのため、同じ意味の表現を重複させるのではなく、一番伝えるべき特徴を優先して入れることが重要です。実際の添削でも、「独自の技術」という表現が重複していたため、その分のスペースを先行美容液の説明に使う方が良いと伝えています。
実践ポイント
ファーストビューを作るときは、次の3つを確認しましょう。
- この商品・サービスは何か
- 他の商品と何が違うのか
- 読み手にとって、どんな良い未来があるのか
この3つが一瞬で伝わらない場合、読み手は「よくわからない」と感じて離脱してしまいます。
2. キャッチコピーは“説明文”ではなく“一瞬で伝わる言葉”にする
キャッチコピーは、商品やサービスを丁寧に説明する文章ではありません。読み手がパッと見たときに「自分に関係ありそう」「その先を読んでみたい」と感じる言葉にする必要があります。
フォトスタジオのチラシ添削では、コピーの方向性は良かったものの、全体的に文章っぽくなりすぎている点を指摘しました。キャッチコピーでは、お客様へのベネフィットをコンパクトに伝え、一瞬で「こうなれるんだ」と伝えることが大切です。
また、「本当の自分の美しさに気づく」「隠れた魅力を引き出す」など、違う言葉を使っていても意味が近い表現は、凝縮した方が伝わりやすくなります。
実践ポイント
キャッチコピーを見直すときは、コンパクトかつインパクトのある表現で読み手に未来を伝えられないかを考えてみてください。
改善前
本当の自分の美しさに気づく写真を撮影します
改善例
人生の輝きまでも、1枚の写真に
3. ターゲットに合わないコトバは、読み手の心を遠ざける
制作物では、正しいことを書くだけでは不十分です。読み手がそのコトバを見たときに、どう感じるかまで考える必要があります。
たとえば、40代向け化粧品のコピーで「もう年だから」という表現を使うと、読み手によっては不快に感じる可能性があります。特に美容意識の高い方に対しては、ネガティブに年齢を扱うよりも「いつまでも綺麗にいたい、そんなあなたへ」のような前向きな表現に変える方が自然です。
また、ターゲットと自分の年代や価値観が異なる場合は、その年代向けの雑誌や広告を見て、どのような表現が好まれているか研究することも大切です。
実践ポイント
ターゲットに合う表現を作るには、次の視点で見直しましょう。
- 読み手が見て嫌な気持ちにならないか
- 読み手の自尊心を傷つけていないか
- 年代・性別・悩みの深さに合った言葉か
- 商品の世界観に合っているか
言葉は少し変えるだけで、印象が大きく変わります。
「もう年だから」ではなく「これからも美しくありたい方へ」。
「悩んでいるあなたへ」ではなく「前向きにケアしたいあなたへ」。(もちろん商品によって変わります)
この微差が、読み手の受け取り方を左右します。
4. 薬機法対応では「言える範囲」と「伝えたい魅力」の両立が必要
美容・健康ジャンルのライティングでは、薬機法や広告表現への配慮が欠かせません。
化粧品の記事では、「くすみ」という表現だけでは化粧品の効能効果の範囲を超える可能性があるため、「乾燥によるくすみ」のように、保湿の範囲に収める必要があります。本文中でも、乾燥によってキメが乱れる、角層がゴワついてくすんで見える、といった説明にとどめる必要があります。
一方で、「乾燥によるくすみをケアすることでシミ・シワ・たるみが改善されます」といった表現になると、効能効果の範囲を逸脱するため注意が必要です。
健康食品についても、言える範囲は基本的に「栄養補給」「健康維持」「健康サポート」までです。「筋肉を修復する」「症状を改善する」といった効能効果に見える表現は避ける必要があります。(Yahoo!の広告審査基準などにも書かれて今う)
実践ポイント
※健康食品の場合
健康食品では言えない
筋肉の合成をサポートします
言い換え例
トレーニング後のたんぱく質補給に役立ちます。
大切なのは、表現を弱くすることではありません。法律に配慮しながら、商品の魅力が伝わる言葉へ置き換えることです。(商品一つ一つに合う表現を、脳みそに汗かきながら考え抜きましょう!)
5. 同じ言葉の繰り返しは、読みにくさにつながる
SEO記事やランディングページ(LP)では、キーワードや訴求が何度も出てくることがあります。しかし、同じ言葉が繰り返されすぎると、読み手にしつこさを感じさせてしまいます。
今回の添削でも、化粧品記事で「乾燥によるくすみ対策」という言葉が冒頭で何度も出ていたため、音読して省ける部分は削るとすっきりすると伝えています。
また、別の記事でも「ゆらぎ」「ケア」などの言葉が繰り返されていたため、「50代女性の健康サポート」「年齢による健康悩み」など、別の表現を織り交ぜるようにアドバイスしています。
実践ポイント
同じコトバが続くときは、類義語や表現の角度を変えてみましょう。
例:
「保湿」
→ うるおい
→ しっとり
→ みずみずしい
→ 水分を含んだような肌
→ うるおい感のある肌印象
※ただし、美容系は年齢に合う表現を選ぶ必要があります。
言い換えるときは、ただ別のコトバにするのではなく、「読み手に伝えたいニュアンスに一番近いコトバ」を選ぶことが大切です。添削でも、類義語などを調べながら、読み手に伝えたいニュアンスに近い言葉を選ぶよう伝えています。
6. 高額商品の場合は「なぜ高いのか」を回収する
高額商品を販売する制作物では、商品の魅力を伝えるだけでなく、読み手が感じる価格への不安を回収する必要があります。
美容健康機器の添削では、商品の価格が高いにもかかわらず「なぜ高いのか」が十分に伝わっていない点を指摘しました。読み手が納得するためには、品質が高い理由や価格が高い理由を、薬機法に配慮しながら盛り込む必要があります。
実践ポイント
高額商品の制作物では、次の内容を入れられないか確認しましょう。
- なぜこの価格なのか
- 他の商品と何が違うのか
- 品質の高さを示す根拠はあるか
- 素材・技術・製造背景に特徴はあるか
- 安価な商品との違いは何か
- 買った後にどんな価値を得られるのか
価格が高い商品ほど、読み手は慎重になります。
だからこそ「高いけれど、なぜ選ぶ価値があるのか」を言語化する必要があります。
7. お客様の声は“リアリティ”まで伝える
お客様の声は、ただ載せれば信頼につながるわけではありません。読み手が「本当に利用した人の声なんだ」と感じられるように、具体的な状況や背景を入れることが大切です。
フォトスタジオの添削では、初めてそのスタジオを知るお客様が多い場合、お客様の声にリアリティを出すことが重要だと伝えています。たとえば「姉妹で撮影した」「どんな状況で撮影したのか」など、利用シーンが見える情報を載せると、読み手がイメージしやすくなります。
実践ポイント
お客様の声には、次の要素を入れると説得力が増します。
- 誰が利用したのか
- どんな悩みがあったのか
- なぜ申し込んだのか
- 実際に利用してどう感じたのか
- 家族や周囲の反応はどうだったのか
- どんな場面で使われたサービスなのか
“良かったです”だけでは弱いので注意が必要です。読み手が利用シーンを想像できる声にすることで、信頼感が高まります。
8. メルマガや告知文は、最初の一文で引き込む
メルマガやセミナー告知では、最初に自己紹介から始めるよりも、読み手がドキッとする質問や問題提起から入る方が引き込まれやすくなります。
添削では、件名は20文字以内でキャッチーにし、本文は自己紹介からではなく質問や読み手がドキッとする内容から入る流れが良いと伝えています。また、途中で抽象的な表現が目立つ場合は、読み手の悩みに刺さるように具体化することが必要です。
実践ポイント
告知文では、次の流れを意識します。
- 読み手が反応する質問・問題提起などの内容
- 「なぜそれが起こるのか」の説明
- 解決策の提示
- セミナーや商品の内容
- 今すぐ申し込む理由
特に最後は、「今すぐ申し込まなきゃいけない理由」を入れると、行動につながりやすくなります。
添削を受けて終わりではなく、しっかりシゴトに繋げよう
シゴトが獲れる制作物にするためには、ただ文章をきれいに整えるだけでは足りません。
大切なのは、読み手が一瞬で価値を理解できること。商品やサービスの違いが伝わること。法律に配慮しながら、魅力がきちんと届くこと。そして、クライアントさんが「この人に任せたい」と思える完成度まで仕上げることです。
シゴトが獲れる制作シャトルランでは、受講生さん一人ひとりの制作物に対して、細かい言葉選びや構成、薬機法対応、訴求の強さまで添削しています。
文章は、添削を受けて終わりではありません。直して、見直して、音読して、もう一度読み手の立場に立って読んでみる。その積み重ねが、シゴトにつながる制作力を育てていきます。
B&Hライター養成講座では、これからも受講生さんが実案件で選ばれるライターになれるよう、実践を通してサポートしていきます。
講座について詳しく知りたい方は、以下の体験ウェビナーをまずはご覧ください!



