商品開発をする際に必要な潜在ニーズとは?【B&Hマーケター実践講座 第9回 事例検討会】

202232514時~16時、「B&Hマーケター実践講座」の第9回事例検討会を行いました。

マーケター実践講座では、薬機法だけでなくマーケティングもわかった上で書ける、戦略が創れることを目指す講座です。

そのため事例検討会も、B&Hライター養成講座よりも更にマーケティングに特化した内容となっています。経験豊富な講師や受講生のアドバイスはすぐに実践に活かせる内容ばかりです。

この記事では「事例検討会に出た主な相談」と、検討会後半でも話題の中心となった「商品開発をする際に必要な潜在ニーズとは?」についてご紹介します。

9B&Hマーケター実践講座事例検討会に出た主な相談

  •   商品・サービスの価格設定について
  •   顧客リストがない状態で商品が先に完成した場合のマーケティングについて
  •   効果的なニーズ調査方法について
  •   商品開発をする際に必要な潜在ニーズとは?

事例検討会に参加した受講生の声

事例検討会参加後の受講生の感想をいくつかご紹介します。

【】内の点数は「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点」という質問に対する回答です。

MN様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

本で読むだけでは見えてこないマーケティングの本質を学ぶことができたから。

【事例検討会で解決できたこと・気づき】

改めてマーケティングの重要性が分かり、クライアントさんとは対等にやっていくことが重要と感じた。

EM様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

実践的なマーケティングの話が聞けたため。

【事例検討会で解決できたこと・気づき】

ちゃんと消費者の声を調べて、潜在ニーズを掘り出す。

ST様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

タイムリーに考え込んでいた内容だったため。

【事例検討会で解決できたこと・気づき】

消費者の声を拾い、顕在ニーズだけでなく潜在ニーズを掘り出す。

MS様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

ディスカッションで出た他社情報が気になっていた部分であったため。

【事例検討会で解決できたこと・気づき】

・他社のパクリや顧客を奪うことを考えない。

・自社の拘り商品、サービスは一切しない。

・しっかり市場の声を聞き、新市場を開拓し、新たな顧客を見つけていくことが大切。

・商品選定は勿論、売り方にも徹底して差別化を図る。

RS様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

すべての話の密度が濃く、しかし理解できない難解さはない場のため。

【事例検討会で解決できたこと・気づき】

顕在・潜在ニーズ、インサイトについて考えていたところ、ちょうどその話が出て考察を深めることができた。行動量調査ということを初めて知り、大変興味深く聞くことができた。

消費者のニーズを簡単に知る方法とは?

事例検討会では、受講生からの相談事以外にも、事例に対して受講生同士で積極的にディスカッションが行われます。

他の受講生の話を聞くことで「なるほど!」といった新たな発見ができるのも事例検討会の魅力のひとつです。

 

それぞれが自分だったらどう戦略を立てるか、どうアドバイスをするか考えて発言することで現場で活きるマーケティングスキルを養います。

 

今回は商品開発をする際のニーズ調査に関して話題にあがりました。

方法の一つとして、

クラウドソーシング等でまずはスクリーニングを行い、その後、チャットインタビューのサイト利用や調査会社に依頼し、質を高める方法があります。

調査対象者数が少ないと、調査した相手がたまたまそういう人であった…という可能性も考えられるので、ある程度数を確保して回答の質を高めると良いでしょう。

 

ニーズ調査に関する話の流れから、「顕在ニーズ・潜在ニーズ」の話題にも及びました。

ニーズが顕在化している商品は世の中に多く存在しているため、商品開発をする際には潜在ニーズを見つける必要があります。

商品開発をする際に必要な潜在ニーズとは?

ヒトは何故、モノやサービスを買うのでしょうか。

それは「必要(ニーズ)」だからです。

ニーズには顕在ニーズと潜在ニーズの2種類があります。

顕在ニーズとは、顧客がすでに自分が欲しいモノやサービスをわかっている状態のニーズです。

一方で潜在ニーズとは、顧客が自覚していない、言われて初めて気づくような心の中に在るニーズのことをいいます。

例えば、「痩せたい」と思いダイエットを開始した女性がいるとしましょう。

この場合、「痩せたい」は顕在ニーズになります。それでは、潜在ニーズは何になるでしょうか?

痩せたいと思う背景には、痩せたい理由が存在するはずです。

「モテたい!」「キレイと言われたい!」「健康でいたい!」理由は様々ですが、これが潜在ニーズになります。

顕在ニーズに向けた商品は世の中に多く出回っているため、潜在ニーズを引き出すことが出来れば、新たな提案や価値提供、競合他社との差別化を図ることができます。

では、潜在ニーズはどのように引き出せば良いのでしょうか?

方法はいたってシンプルでヒアリングを徹底して行うことです。

もっと具体的にお伝えすると、顧客の発言をひとつひとつ深堀りしていくことがポイントになります。

先ほどの「痩せたい」と思っている女性を例にしてみます。

女性

痩せたいです。

質問者

どうしてそう思うのですか。

女性

鏡を見た時に自分の顔がまんまるになっていてげんなりして。

質問者

痩せて顔がスッキリすることが目的ですか。

女性

スッキリしたら首回りが開いた可愛い洋服を着たいです。

質問者

なぜ可愛い洋服を着たいのですか。

女性

オシャレだねって言われたいし、モテたいです!

端的に記載しましたが、このように顧客の発言に「なぜ?」を繰り返し聞いていくことで顧客自身も自覚していなかった潜在的なニーズに辿り着くことができます。

これはBtoCだけでなく、BtoBでも成立します。

クライアント様の発言を深堀りしていき、本当のお悩みは何かを明確にします。そのお悩みを解決するためには何ができるかをご提案することで、マーケターとしてもお役に立つことができます。

B&Hマーケター実践講座においては、このようなマーケティングの手法も学ぶことができます。

マーケティングができて売上アップに貢献できるライターになりませんか?

B&Hマーケター実践講座では、セールスコピーライティング×薬機法に加えてマーケティング視点からのアドバイスもできるライターを目指し、活動しています。

これからの時代はただ書けるだけではなく、マーケティングもわかったうえで書けるライターが重宝されることは間違いないでしょう。マーケティングができればクライアント様の売り上げアップに貢献することが可能になります。

B&Hマーケター実践講座に興味がある方は、ぜひ江良までTwitterでDM、もしくはお問い合わせからご連絡ください。

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