こんにちは。
B&Hライター養成講座事務局の辻本です。
2022年1月25日10時~12時、「B&Hライター養成講座」の第160回事例検討会を行いました。
売れる販促物を作るためには、薬機法・景品表示法などの違反事例の把握は重要です。
事例検討会では最新違反事例について知るだけではなく「なぜ措置命令を受けたのか」「法律を意識するにはどのようにすれば良いか」などをロジカル的に考えディスカッションをするため実務で役立つスキルが身につきます。
この記事では「事例検討会に出た主な相談」と「空間除菌、措置命令を受けやすい理由」についてご紹介します。
もくじ
第160回B&Hライター養成講座事例検討会に出た主な相談
- 空間除菌、措置命令を受けやすい理由
- 惹かれる広告のリサーチ方法
- チラシ製作のポイント
- 制作したチラシを客観的に見る方法
事例検討会に参加した受講生の声
事例検討会参加後の受講生の感想をいくつかご紹介します。
【】内の点数は「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点」という質問に対する回答です。
S・W様【10点】
【上記の点数をつけた理由】
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
M・S様【10点】
【上記の点数をつけた理由】
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
雑品は対物であれば除菌抗菌なども言うことができる、空間除菌には注意、チラシは縦書きが基本、チラシの確認方法やサービス内容の競合リサーチについて
T・M様【10点】
【上記の点数をつけた理由】
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
S・T様【10点】
【上記の点数をつけた理由】
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
自分の目に留まる・取っておくチラシと捨てるチラシの違いについて、意識していなくても何かあるはずなので、もっと考察します。
K・H様【10点】
【上記の点数をつけた理由】
【事例検討会で解決できたこと・気づき】
空間除菌、措置命令を受けやすい理由
近年新型コロナウイルスの感染拡大により、ウイルス対策に関する商品が増えています。
一方、空間除菌などウイルス対策に関する商品は景品表示法の違反事例もあり、広告制作時には注意が必要です。
最近では消費者庁より大幸薬品株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令が出ました。
参考:消費者庁 大幸薬品株式会社に対する景品表示法に基づく措置命令について
空間除菌に関する商品は措置命令を受けやすい傾向にあります。
なぜなら、空間除菌に関しては自社試験が実際に商品を使う条件と異なる場合は「合理的な根拠がない」と判断されてしまう可能性があるからです。
大幸薬品株式会社の事例では商品パッケージに、
「ご利用環境により成分の広がり は異なります。」
「ウイルス・菌のすべてを除去できるものではありません。」
と表示されていましたが、効果に関する認識を打ち消すものではないとされています。
新型コロナウイルスに関しては行政の目も厳しくなっています。
除菌などを販促物で表現する場合、「表示内容に合理的な根拠があるのか」確かめる必要があります。
薬機法や景品表示法などの違反事例を知ることは薬機法コピーライティングにおいて重要です。
事例検討会では違反事例に対して「何が問題となったか」「法律を意識するにはどのようにすれば良いか」についてロジカル的にディスカッションをし、売れる表現を創るスキルを磨きます。
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