こんにちは。FUNADE|B&Hライター養成講座 主宰の中道麻智子です。今回は、ライターさんからよくいただく、「ライティングで収入を上げるには、SEOライティングを学ばなきゃいけないですか?」の相談にお答えします。
SEOライティングを学ぶこと自体は無駄ではないですが、AI時代の今、ライターが収入を上げるためにまず学ぶべきことはSEOライティングではなくなりました。
むしろ、SEOより先に身につけてほしい力があります。それが、相手の立場に徹底的に立って考える力です。
以前は、ライターとして収入を上げたいなら、まずSEOライティングを学ぶという流れが一般的でした。
検索上位を狙う記事を書けるようになること。
キーワードを入れて、タイトルや見出しを整えて、検索意図に沿った記事を書くこと。
こうしたスキルが、ライターの登竜門のように扱われていた時代もあります。ただ、AIの進化によって「それっぽいSEO記事」は、以前よりも簡単に作れるようになりました。
だからこそ、これからのライターには、型通りの記事を書く力だけではなく、読み手の悩みや欲求を深く理解し、人だからこそ書ける文章を創り出す力が求められています。
この記事では、低単価案件で疲弊していた私自身の経験も踏まえながら、ライターが収入を上げるために本当に必要な力と、今日から実践できる3つのトレーニングをお伝えします!!
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私も以前は、低単価のSEO記事を数でこなしていました
今でこそ、1記事5万円以上の記事制作や、1案件10万円、20万円といったランディングページ・チラシなどの広告ライティングのおシゴトをいただく機会が多くなりました。
ありがたいことに独立して7年目を迎え、ライティングを軸におシゴトを続けられています。
ですが、私自身最初から高単価のシゴトをいただけていたわけではありません。7年前の私は、文字単価2円、3円のSEO記事をひたすら書いていました・・・。
管理栄養士の資格を活かして健康系や栄養系の記事を書くことが多かったのですが、当時はとにかく数をこなす働き方。文字単価でシゴトを受けていると、収入を増やすためにはどうしてもたくさん書く必要があります。
書くことは好きなはずなのに、気づけば「数をこなすこと」に追われてどんどん疲弊していきました。(このままだとライターは続けられないかも、という危機感もありました)
そこから少しずつ、今回の記事でお伝えする内容を身に着けて文字単価ではなく、記事単価やプロジェクト単価のおシゴトへ移行していきました。記事制作だけでなく、ランディングページやチラシ制作など、売上につながる広告ライティングのおシゴトにも携われるようになり、収入も上がり、時間にも余裕が生まれるようになったのです。
収入が上がったときにSEOライティングを専門的に学び直したのかというと、実はそうではありません。
私が学んだのは、SEOの小手先のテクニックではなく、読み手が何を知りたいのか、何に悩んでいるのかを徹底的に理解する力(置換力)でした。
大切なのは、小手先のテクニックではない
SEOライティングというと、次のようなテクニックを思い浮かべる方も多いと思います。
タイトルにキーワードを入れる。
見出しに関連キーワードを入れる。
メタディスクリプションを整える。
検索意図に合った構成にする。
共起語を入れる。
もちろん、こうした知識は必要ですが、それだけで読み手に届く記事が書けるわけではありません。
過去に、月50万円以上をライティングで達成している先輩から、こんなことを言われたことがあります。
「SEOライティングには、タイトルや見出しの付け方、メタディスクリプションの書き方など、いろいろなテクニックがある。だけど、本当に大事なのは、読み手が知りたいことを書くこと。良質な記事を提供できるかどうか。それだけなんだよ」
このコトバを聞いたとき、ものすごく腑に落ちて、小手先のテクニックを追うことを辞めたんです。(小手先のテクニックも使い方によっては必要ですが!)
結局、SEO記事も広告も、読むのは人。検索エンジンのために書いているように見えても、その先には必ず、悩みを抱えた読み手がいます。
その人が、どんな不安を抱えて検索しているのか。
どんな情報を知りたくてページを開いたのか。
何がわかれば安心できるのか。
どんなコトバなら「これ、私のことだ」と思ってもらえるのか。
ここを理解せずに、SEOの型だけをなぞっても、読まれる記事にはなりません。
逆に、読み手の立場に徹底的に立つことができれば、SEO記事だけでなく、広告、LP、メルマガ、SNS投稿、取材記事など、いろんな文章に応用できます。
だからこそ、これからライターとして収入を上げたいなら、SEOのテクニックを登竜門的に学ぶのではなく、まずは「相手の立場に立つ力」を磨くことが大切です。
AI時代にライターが稼ぎ続けるために必要な力
最近は、AIを使えば、ある程度きれいな文章はすぐに作れるようになりました。読みやすい文章。正しい文章。それっぽくまとまったSEO記事。破綻のない構成・・・。
こうした文章は、プロンプトを工夫すれば短時間で出せます。じゃあ、その時代に人間のライターに求められる価値は何か??
それは、AIが表面的には拾いきれない読み手の感情や悩み、本音を捉えることです。
たとえば、同じ「ライターとして収入を上げたい」という悩みでも、人によって背景は違います。
低単価案件を毎日こなして疲れている人。
SEO記事を書いているけれど、書くことがつまらなくなっている人。
資格や専門知識はあるのに、案件につながらず悩んでいる人。
AIの登場で、自分の仕事がなくなるのではと不安を感じている人。
もっと自由に、コトバを使って収入軸を増やしたい人。
読み手の立場に徹底的に立って悩みや知りたいことを理解できると、反応が出る文章を創ることができます。
クライアントさんが本当に求めているのは、ただ分かりやすい文章人ではなく、読み手の心を理解し、反応につながるコトバを創れる人(コトバツカイ)です。
収入を上げたいライターが今日からできる3つの実践法
相手の立場に立つ力は鍛えられるので、今日から実践できる3つの方法を紹介します。
1. ネット検索だけで終わらせず、ペルソナに近い人に話を聞く
1つ目は、ネット上のリサーチだけで終わらせず、実際にペルソナに近い人に話を聞くことです。
記事や広告を書くとき、多くの人はネット検索やAIでリサーチをします。もちろん、ネット上の情報を調べることも大切なんですが、ネット上の情報だけでは読み手の本音にたどりつけないことがあります。
実際にペルソナに近い人に話を聞いてみると、ネット上には出てこない悩みや欲求が出てくることがあります。
「本当はこういうことが不安だった」
「誰にも言っていないけど、ここが引っかかっていた」
「比較するとき、実は価格よりもここを見ていた」
「この表現を見ると、なんとなく信用できないと感じる」
こうしたコトバは、検索だけでは拾いきれません。この本音こそが、読み手に刺さる記事や広告を作る材料になります。
たとえば、納期や予算に余裕がある場合は、SNSでインタビューできる人を募集してみるのも一つの方法です。知り合いにペルソナに近い人がいれば、直接話を聞かせてもらうのもおすすめ。
私自身も、健康系の記事やサプリメントの記事を書くときには、実際に薬局へ足を運んで、どんな商品が並んでいるのか、お客さんがどんなふうに商品を見ているのかを観察することがあります。
パソコンの前だけでは見えないものを、自分の足で見に行く。この一手間が、文章の説得力を大きく変えてくれます。
2. 自分の買い物を観察して「なぜ選んだのか」を言語化する
2つ目は、自分の買い物を観察することです。
私たちは日々、何かしらの購買行動をしています。
化粧水を選ぶ。
服を買う。
スーパーで食品を選ぶ。
本を買う。
カフェでメニューを選ぶ。
その一つひとつに、実は理由があります。たくさんある商品の中から、なぜそれを選んだのか。
価格が手頃だったから
パッケージに惹かれた
キャッチコピーが刺さった
成分を見て「これが欲しかった」と思った
口コミを見て安心した
今の自分の悩みに合っていると感じた
などなど・・・。
買った理由を何気なく流さずに、言語化してみてください。
これを続けると、読み手が商品やサービスを選ぶときに、どんなことを考えているのか想像しやすくなります。
ライティングの練習は、机の上だけでするものではありません。日常の買い物も、見方を変えればトレーニングになるんです!!
3. 映画や小説で、登場人物の立場に立つ練習をする
3つ目は、映画や小説を見ながら、登場人物の立場に立つ練習をすることです。反応の出る文章を書ける人は、相手の感情を想像する力が高いです。
「この人は、今どんな気持ちなんだろう」
「なぜ、このコトバに傷ついたんだろう」
「本当は何を望んでいるんだろう」
「どうして、この選択をしたんだろう」
こうしたことを、自然に考えています。過去に、反応の出るコピーを書く方に、どうやってそんなコトバを創っているのか聞いたことがあります。
すると、返ってきた答えはびっくりするくらいシンプルでした。
「読み手の人が、こんなコトバだったら欲しくなるなと思うものを書いているだけ」
つまり、相手の立場に徹底的に立って考えているだけだったんです。ただ、これが簡単ではないので、相手の立場に立つには、日頃から人の感情を想像する練習が必要です。
そこでおすすめなのが、映画や小説。映画を観るとき、小説を読むときに、ただストーリーを追うだけでなく、
「自分だったら、ここでどう感じるか」
「この登場人物は、本当は何を言いたかったのか」
「なぜ、この場面で黙ったのか」
「この人が欲しかったコトバは何だったのか」
などを考えてみてください。この積み重ねで、相手の立場に徹底的に立つ力(置換力)を磨くことができますよ!
SEOも広告もSNSも、土台は「相手の立場に立つ力」
ここまでお伝えしてきたように、ライターとして収入を上げるために大切なのは、SEOのテクニックだけではありません。むしろ、これからのライターにとっての登竜門は、相手の立場に徹底的に立って考える力を身に着けることです。
この力が身につけば、SEOライティングにも活かせます。
検索している人が何を知りたいのか。
どんな不安を解消したいのか。
どんな順番で伝えれば理解しやすいのか。
どんな言葉なら、最後まで読んでもらえるのか。
これらが見えるようになるからです。
さらに、広告ライティングにも活かせます。商品やサービスを必要としている人が、何に悩み、何を望み、どんな言葉に心を動かされるのかを考えられるようになるからです。
つまり、相手の立場に立つ力は、あらゆるライティングの土台!!!!!
読み手を理解する力を鍛えれば、SEO記事だけでなく、広告、取材、メルマガ、SNS、講座コンテンツなど、さまざまな文章に対応できるようになります。
その結果、文字単価だけで働く状態から抜け出し、記事単価やプロジェクト単価で選ばれるライターへ近づいていけます。
AI時代に求められるのは「それっぽい文章」ではなく「届く文章」
AIの進化によって、文章を書くこと自体のハードルは下がりました。これからは、ただ正しい文章を書けるだけでは、選ばれ続けるのが難しくなります。
だからこそ、人だからこそできる価値が求められます。
読み手の感情をくみ取ること。
クライアントの想いを理解すること。
商品やサービスの魅力を、必要な人に届くコトバに変えること。
ネット上に出てこない本音を拾いに行くこと。
ありきたりな表現ではなく、その人の心に残るコトバを創ること。
これができるライターは、AI時代でも稼ぎ続けられます。反対に、SEOの型や強いワードだけを追いかけていると、文章がどこか広告っぽくなったり、ありきたりになったりしてしまいます。
大切なのはテクニックを使う前に、相手を理解すること!!!!
ここを考え抜いたうえで、SEOやセールスライティングの技術を使うからこそ、反応につながる文章になります。
まとめ:ライターの収入を上げたいなら、「置換力」を磨こう
ライティングで収入を上げるには、SEOライティングを学ばなければいけない。う思っている方も多いかもしれません。
もちろん、SEOの知識は役立ちますが、AI時代にライターが稼ぎ続けるために本当に大切なのは、相手の立場に徹底的に立って考える力です。
今日からできる実践法は、次の3つ。
1つ目は、ネット検索だけで終わらせず、ペルソナに近い人に話を聞くこと。
2つ目は、自分の買い物を観察し、なぜその商品を選んだのかを言語化すること。
3つ目は、映画や小説を通して、登場人物の立場に立つ練習をすること。
これらを続けることで、読み手の悩みや欲求を捉える力が鍛えられます!
「正しい文章は書けるのに、単価が上がらない」
「SEO記事を毎日書いているけれど、疲弊している」
「AI時代でも、コトバを使って稼ぎ続けられる力を身につけたい」
そんな方は、SEOのテクニックだけを追いかけるのではなく、まずは相手の立場に立つ力を磨いてみてはいかがでしょうか?
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