こんにちは。B&Hライター養成講座 主宰の中道麻智子です。
セールスライティングを学ぶ際、「この型通りに書けば売れる」「〇〇の法則に当てはめるだけ」といったノウハウを目にすることが多いのではないでしょうか。
もう、こういったノウハウには飽きちゃいましたね・・・!
正直にお伝えすると、「型」に当てはめて文章を書いているだけのライターは、これから先AIに負けます。
スワイプファイルをなぞらえているだけ、も要注意です・・・。
今回の記事では、なぜ型だけに頼るライターがAIに淘汰されてしまうのか、そしてAI時代にライターとして生き残り、クライアントから指名され続けるためにはどんなスキルを磨くべきかをお伝えします。
後半では、抽象的な「AIっぽい文章」を、読者の心を動かす「売れる文章」へと改善する具体的な4つのステップも実演していますので、ぜひご自身のビジネスや執筆活動に照らし合わせながら読み進めてみてください!
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なぜ「型」に頼るライターはAIに淘汰されるのか?
結論から言うと、「型に当てはめて書くこと」は、AIが得意とする領域だからです。
ターゲットや商品の情報を入力し、「〇〇の法則に沿って書いてください」とAIに指示を出せば、数秒でそれらしい文章が出来上がります。もしライターが提供する価値が「型に沿ってまとめること」だけであるなら、クライアントがわざわざ費用を払って人に依頼する理由はありません。
さらに、AIが生成するような「よくある構成」や「どこかで見たことのある広告表現」に、現代の消費者は慣れきっています。
表面的な型をなぞっただけの文章では読者の心に刺さらず、成果(売上や反応)に繋がりません。成果が出なければ、継続案件や単価アップも望めないのが現実です。
AI時代にライターが磨くべき「人間にしかできない」領域
では、AIが「それっぽい文章」を量産できる時代に、私たち人間はどのような価値を提供すべきなのでしょうか??
AI時代に生き残るライターは、単に「文章がうまい人」ではありません。「人の感情を深く理解し、読み手の立場に徹底的に立って伝え方を考えられる人」です。
具体的に、ライターが注力すべき領域は以下の3つに集約されます。
1. 本音を引き出す「ヒアリング」
AIは事実をまとめることはできても、「人の複雑な感情」を理解することはできません。
人の感情ってほんとややこしいんですよね。
最近子どもとドラえもんの映画観に行ったのですが、そこで登場する人工知能も「人間の感情はバグみたいなものだね」と言っていました(笑)
合理的じゃなくても、「なんか悲しい!!」とか「なんか腹立つ」とか思うわけです。
クライアントが本当に伝えたいことは何か、エンドユーザーが心の底でどんな悩みを抱えているのか。対話を通じてリアルな感情や本音を汲み取るヒアリング力は、人間にしかできない重要なスキルです。
AIには理解しがたい、バグみたいな欲求や感情が隠れています。
2. 生の声を拾い上げる「リサーチ」
ネット上の情報をまとめるだけでなく、実際に商品を購入した人の生の声を聞いたり、ターゲット層のライフスタイルを深く掘り下げたりするリサーチが必要です。
深い感情や「なぜそう感じたのか」という理由にアプローチできるのは、やはり人間のライターならではの強みです。
実際、過去に薄毛に効くサプリメントのライティングをしたときに(薬機法的に言えないけれど)、クライアントさんは「薄毛で若々しく見られないとみんないうんだ!!」とおっしゃっていましたが、実際に見込み客に聞いてみると「営業先で、頼りなく見えるのが嫌」が中年男性の意見の8割を占めていました。
生の声をリサーチしないと見えない本音があるんです。
3. 感情を「読者の言葉」に変換する
ヒアリングとリサーチで得た本音を、売り手側の都合の良い言葉ではなく、読者が自分事として捉えられる言葉へと変換し、調整していく力です。
AI時代において、ライターの価値は「文章を書くこと」から「感情を理解し、翻訳すること」へと変わっています。
型はあくまで手段であり、そのベースとなる感情理解がなければ、本当に機能する文章にはなりません。
というか、この感情理解なしに型だけにはめると「それっぽい広告」しかできあがらないですね!
【実演ワーク】「AIっぽい文章」を「売れる文章」へ変える4ステップ
ここからは、感情理解とリサーチをベースにして、抽象的な文章をどう具体化していくのかを実演します。
【お題】以下のキャッチコピーを改善してください。
「この講座はあなたのビジネスを加速させ、理想の未来に導きます」
一見すると綺麗にまとまってますが、これでは読者の頭の中に「この商品を買った後の自分の具体的な未来」が映像として浮かびません。映像が浮かばない文章は、行動(購買)に結びつかない。
この抽象的なコピーを、以下の4ステップで改善していきます。ぜひ、ご自身ならどう書き換えるか、一度立ち止まって考えてみてください。
ステップ1:読者の心情を深掘りする
ターゲットが抱えるリアルな悩みを徹底的に想像(またはリサーチ)します。
- 例:「自己流で続けていると時間だけが溶けてしまうのではないかという焦り」
- 例:「コンテンツ作りやサポートなどやることが多すぎて、売れる仕組み(動線)が作れていない」
- 例:「SNS投稿を頑張っているのに、そこからの申し込みがゼロ」
ステップ2:抽象語を排除する(「とは、つまり?」と問いかける)
お題の文章にある「ビジネスを加速」「理想の未来」といった表現は非常に抽象的です。これらを具体化するために、自分が書いた言葉に対して「〇〇とは、つまり?」と問いかけてみてください。
この問いかけ、具体的な内容に落とし込む際にめちゃくちゃおすすめです!!
- 「ビジネスが加速する」とは、つまり?(いつまでに、どれくらい?)
- 「理想の未来」とは、つまり?(具体的に何が手に入る?)
ステップ3:商品の約束を1行で具体化する
ステップ2の問いかけをもとに、商品が提供できる価値を明確にします。ここには、実際のクライアントさんへのヒアリングや顧客の生の声が反映されます。
- 例:「売れる動線を1本作って、30日で検証まで終わらせる講座です」
ステップ4:読者の言葉として完成させる
最後に、ステップ1で深掘りした「悩み」と、ステップ3の「約束」を繋ぎ合わせます。
【改善後】
「SNS投稿を頑張っているのに申し込みが増えない……それは『売れる動線』がないからです。この講座で、30日で売れる動線を構築し、売上5倍アップを叶えましょう。」
いかがでしょうか。お題の文章と比べて、「誰の、どんな悩みを解決し、具体的にどうなれるのか」が明確になり、ターゲットの頭の中に具体的な映像が浮かびやすくなったはずです。
まとめ:選ばれ続けるライターになるために
型を活用すること自体は決して悪いことではありません。 しかし、「読者が何を悩み、何を求めているのか」という深い感情理解がないまま型に当てはめても、出来上がるのは誰の心にも刺さらないAIのような淡々とした文章です。
要するに、正しくてつまんないんですね!
これからの時代は、このような「正しくてつまらない文章」が世の中に溢れかえります。だからこそ、人の感情を理解し、心を動かせるセールスライターの価値は一層高まります。
ヒアリング力とリサーチ力を磨き、型に頼るだけでなく「人間理解」に基づいた提案ができるライターを目指しましょう。それが、AI時代を生き抜き、クライアントから指名され続けるための大きな武器となります。
今回の内容が、成果を出すヒントになればうれしいです!
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