こんにちは!B&Hライター養成講座 講師の中道麻智子です。
事例検討会はB&Hライター養成講座のコンテンツの一つであり、実際のシゴトの相談や学習する上での疑問を解決できる場です。
美容健康分野のセールスライターとして活動するためには、ただノウハウを身につけるだけではなく様々な広告事例に触れたり、制作したランディングページやチラシを第3者目線で添削してもらうことが重要。
今回は、第203回事例検討会で出た受講生の声と クライアントさんに提案する際の注意点をご紹介します。
もくじ
第203回事例検討会で出た相談内容
- 化粧品のPR案件でより魅力的にみせる表現について
- 広告制作におけるヒアリングの重要性
- フェムテック系商品の広告表現について
- 売上に繋げるための飲食店の店頭POPについて
- 歯科医院の唾液検査の紹介チラシ添削
- 美容関連の有料メルマガ
愛のある厳しい意見やご指摘のおかげで成長できています!
今回も受講生全員から10点満点の評価をいただきました!
第203回事例検討会に参加した受講生の声をご紹介します。
受講生、講師の皆さまから愛ある厳しいご意見やご指摘をいただけて、制作内容が充実する情報をいっぱいいただける。意見を伝える方も、相手に伝わりやすい言い方の練習になるので10点です!
事例検討会に上がっている相談に目を通して予習しておこうと、Googleドキュメントに相談投稿のコピペをしました。
多数の相談、小難しいものもあるので相談内容と添付資料は事前に目を通して、当日すぐにマイクONで意見を言える状態にしたいと思いました!
今回は、広告制作におけるヒアリングの話が印象的でした。ヒアリングシートを書いてもらったら、圧倒的なポジショニングが作れるように深堀りする準備をする。クライアントさんがSNSを使っているなら、ヒアリングの事前準備として投稿をさかのぼって深堀りポイントを見つけておくことができる。クライアントさんの意向を確認して、なぜそのキーワードを使いたいのか、なぜその方向性にしたいのか、独りよがりな判断で制作しない。などこれからの広告制作において注意すべきポイントを知ることができました。
フェムテック商品の布ナプキンについては、紙ナプキンは医薬部外品だから布ナプキンをその代わりにするのは難しいなど新たな気づきがありました。これから広告で関わる商品については、どの商品区分に当たるのかの確認を怠らないようにします。
改めて、クライアントさんの意向をダイジにすることがセールスライターとして重要だなと感じました。ライター側の意見だけではなく、クライアントさんが全体の販売導線としてキーワードを使っている場合もあるし、アピールしてほしいポイントが決まっている場合もあるのでセールスライティングや薬機法だけではなく。要望をしっかり把握していきます!
Nさん、お疲れ様です!発言などもすることで伝える練習にもなりますよね
毎回、参加者の方々のコメントから新しい角度からの見方を学べるところがどんな教材よりも価値があります!動画だけでは学べない経験のある先輩方からの意見が非常に参考になり毎回勉強になっています。
相談案件を事前に予習しましたが、浅い部分しか気づきがなく、まだまだ勉強不足であることを感じています。参加者の方々の意見が鋭い視点だったり、想像できないような新しい角度だったりして深い広告分析の仕方が分かってきました。
先輩方がランディングページや広告修正をするにあたって広告分析を100本単位でやっていたと聞いたので、もっとスキルアップのために広告分析の本数を決めてやっていきます!
今回はなかなか発言できなかったので、それぞれの事例を予習しておくことが重要に感じました。事前に見て、必要な情報を調べておけば発言できる部分はあったと思います!次回からは事例検討会を予習して、当日より商品サービスを売るためにはどうしたら良いかという観点でディスカッションに混じることができるようにします!
まだ動画学習が途中なので、次回の事例検討会までには全て終わらせてレベルアップができるようすすめていきます!
自分に足りないところを指摘してもらえるので同じことをクライアント様にする心配がなくなるので10点です!今回も実際のシゴトについて相談しておいて本当に良かったです!
感覚で仕事をすると相手に不快感を与えかねないので、データを基に提案を行えるようにならなければいけない。
指定ワードは世界観のために指定されていることも考慮して使用するべきという新たな学びがありました。
ライターは「判断」するのではなく、「世界観を活かしながら売り上げを上げるためのライティング」をするべき。→その言葉のチョイスに思いが詰まっている可能性があるため、「なぜその言葉を使用するのか」をきちんと確認するべきなど、自分に足りない点に気づくことができて良かったです。
もっとクライアントさんのお役に立ちたいので、レベルアップしていきます!
自分が経験できない事例までディスカッションに参加して経験できる。発言したり、しようとすることによって自分の思考の浅さを感じることができるので10点です!
クライアント様が使いたいという言葉については、理由を聞く。使わない方がよいと感じたり自分なりの意見がある場合は、きちんと自分の考えを伝える。など、この内容は相手への思いやりだなと感じました。
LP作成において、ヒアリングがやっぱり大事。ヒアリングすることで、された側も自分が気づいていないことに気づけ、ヒアリングしてくれてありがとう と感謝されるほど聞けるのが理想。
ヒアリングが終了した時点で、ポジショニングを明確にし、合意を得ることが大切ということを知り、ヒアリングはまだ経験していないですがはじめにこの点を知ることができて本当に良かったです。
今回、制作物を提出しましたが、提出したことで医療広告ガイドラインや薬機法などの知識が混ざっていることに気が付くことができました。フローチャートに知識をまとめて修正していきます!
今回はヒアリングについての内容が非常に勉強になりました。当事者では気づけない部分を掘り出して、相手に気づきを与えられるような、感謝されるようなヒアリングをするという先輩の話で、今までそこまで深くヒアリングができていなかったなと反省しました。
また、クライアントさんにセールスライティングや薬機法の観点で変更を提案する際は感覚的によく見る印象があるからではなく、データに基づいた提案を。特にクライアントが使いたいと希望している場合、想いやクライアントの戦略がある場合もあるためなぜその表現を使いたいのかを確認するなど対クライアントさんへの提案の仕方まで実際のシゴトにすぐ活かせる内容でした。
初めの頃に受けた案件で、出来るだけ先方の時間を取らないようにという思いだけが先行してしまい、表現に悩む部分に対して私の判断でアレンジして提案した結果、厳しいお言葉が返ってきたことがあります。意外と、聞いてしまえばすぐに解決することもあるため、こちらの判断で動くべきかどうかをその出来事からいつも考えて動くようにしております!
これからもヒアリングや質問力鍛えていきます!!
他受講生の広告事例を通して毎回違う事が学べる。実践で役立つ情報や内容が、多く、広く、深いと感じています。また、他の多くの受講生さんのランディングページや制作事例を通しての気づきもたくさんえられるので、ありがたいです。
クライアントさんからの指定ワードがある場合の対応に関して、気づきを多く得られました。他との違いを出す為には、伝え方を膨らませる、「この商品だからこそ」というベネフィットを探すなど、単にライター側の主観が入った内容のお伝えになると、クライアントさんから信頼を失いかねないことを知ることが出来て良かったです。
今回もヒアリングの内容がでましたが、これからヒアリングを行う際はクライアントさんに気づきを与えることができるような深いヒアリングを行うよう、ロープレなども重ねていきます!
Tさん、お疲れ様です!商品のベネフィットは、実際にクライアントさんにヒアリングしたり、消費者にリサーチすることで見えたりするんですよね!
感覚をもとに意見を言わない。必ず根拠を提示する。相手の立場にたつ。指定ワードがあればなぜ表現したいのか聞くこと。自己判断しない。すりあわせが大切なのかなと感じました。
また、明らか食品と健康食品の判断に迷うことがあったのですが、ライターがしない。クライアント様に聞く。わからない場合は薬務課に確認するという非弁行為に当たりかねない内容に関しても学ぶことができたので良かったです。
今回はクラファンの内容に関してのディスカッションもあり、クラファン商品は目的を確認する。クラファンに通したいのか、売上を上げたいのか、薬機法を意識したいのか。また、同じようなクラファン商品を分析するなどこれからシゴトで触れる機会があるかもしれない事例について学べたので理解が深まりました。
ヒアリングはクライアント様に気づきを与える、または感謝されるようにという考え方はなかったので取り入れていきます。せっかく貴重なお時間を頂くので一つでも気づいてもらえるよう、場数を踏むことが必要かなと感じました!
日々目標の振り返りを行って、目標達成に向けて進み、達成できたら自分にご褒美を与えます!
飲食店のPOP制作や、クラウドファンディングのシゴトなど自分が経験していない案件についても知れるため10点です!
フェムテック関連の薬機法の理解が出来なくて困っていました。
商品に関する細かい内容も、自分で判断せずにまずは確認してから作業をすすめる。ヒアリングする中で少しでも疑問に思った事は、クライアントさんに聞いてみるなど、まだまだセールスライターとして自分自身が甘いなと感じました。
ヒアリングも、提供できる価値のひとつ。もっと質問力、ヒアリング力を磨いて、ヒアリングだけとっても感謝されるライターになっていきたいと感じました!
SNSから実案件をさらにいただいているので、お役に立てるようスキルを磨いていきます!
ただ事例をディスカッションし合うだけの会ではないし、ただ質問に回答するだけの会ではない。ヒアリングの仕方やクライアントさんへの丁寧な対応の仕方など、仕事において必要なことに気付ける会なので10点です!
他の人の発言から派生して何か思いつくことがあるので、リアルタイムの事例検討会への参加は大事ですね!
今回一番印象に残ったのは、ヒアリングの重要性です。「いい意味で、相手のことばも疑う」というのがどういうことなのか、うっすら気づけた。相手が気づいていない魅力にまでたどり着けるかどうか…雑談力、相手に興味を持って話を掘り下げられるチカラが必要だと感じました!
また、ZOOMで愛嬌を出しても良いんだということも大きな気づきです。クライアントさんとの打ち合わせも、第一印象が重要ですよね!
さらにレベルアップできるよう、広告分析を行っていきます!
今回はフェムテック案件が全く未知の分野でしたので今後の参考になりました。
お客様が使用したい言葉は、他の媒体など全体を通して使用している事もあり、なぜその言葉を使用したいのかの理由をしっかりと確認しておく。その上で他の言葉を薦めたい場合は数値で表して提案できるようにする(感覚はダメ)ということが新たな気づきでした。使用する言葉はブランドイメージに合うものにする(今回のように高級感を売りにしている場合、ゼリー、プリン等だとイメージを下げてしまう恐れがある)なども実際のシゴトに進むにあたって注意していきます!
ヒアリングでは「お客様も気づいていないこと」を引き出し提供できることに価値がある。ヒアリング前の準備として、Twitterをたどるなどお客様についてもしっかりと調査してから挑むこと。動画が得意とわかっているならば、提案しランディングページに動画を入れても良い。(動画の方が人柄を伝えやすい)
今回はじめてランディングページ制作を実案件で受け、事例検討会に提出することでまだまだヒアリング不足だったなという反省点に気づくことができました。次に活かしていきます!
自分の制作物に対して、様々な角度からの率直な意見やアドバイスがいただけたので10点満点です!自分の相談のファシリテーターを務めることで話す練習にもなり、録画視聴で確認もできるのでありがたいです。
ライアント様から使ってほしいと言われたワードは、使用することが基本。(ブランディング等の関係で指定していることもあるため)、明確に指定はないが使ってほしそうなワードは、使用したい意図を確認するとよい。その上で感覚ではなくデータをもとに意見を伝えるのは良いなど、今回は感覚で健康増進法上NGでは?と想い削除してしまった表現があったので、このような対応をすると信頼を失いかねないということを学ぶことが出来て良かったです。
実際のシゴトをしてみて、セールスライティングは正しいことを正しく伝えるのではなく、伝わるように魅力的に書くことが重要なんだなと感じました。今回いただいた修正点を元に、ブラッシュアップしてクライアントさまに提出します!
事例1つに対して事前に自分の意見を1つでも出してまとめて参加するが、自分の中だけでは出てこないセールスライティング観点での意見をたくさん聞くことができるので10点満点です!
相談内容を見ながら自分としての考えをまとめるが、消費者目線にばかりなってしまっている。知識不足もあり相談内容についていくのが必死でした。
今回を通じても、ライターとして常にクライアントさん目線で考え行動することにつきるなと感じました。クライアントさんの立場に立って、より商品サービスが魅力的に伝わる提案をしていきます!
まだ実案件を獲得できていない状態でも、他の受講生の案件を模擬体験でき、実際の仕事の疑似体験を体感できるので10点です!
新たな気づきとして、オフラインや1:1でのzoomの会話はどちらかと言えば得意だが、zoomなどオンラインで複数人に対して話すのが極端に苦手であることがわかった。(相手の反応を確認しながら会話を進める癖があるためだと考察)
いつか仕事上で大きな失敗に繋がる前に事例検討会で慣らしていく必要があるなと感じました。
実際の広告制作の案件に関して、みんなでディスカッションをすると、自分自身の知識の定着だけではなく、クライアントさんへの提案力や質問力もつくと感じています。目標とする週の写経・分析件数を増やしたので、良い広告、イマイチな広告の判断力を高め、代替案まで作るトレーニングを積みます!
自分がまだ制作したことがない事例を通してディスカッションすること学びの再確認ができ、セールスライティングや薬機法で不足している部分を補うことができるので10点です!
薬機法OKになるようにしてください→非弁行為になるので受けない
ヒアリングは相手に気づきを与えるくらい深掘りをするなど、セールスライターとして活動するにあたって基本的なことを再確認できました。
既に広告ライティング(HPの内容)をいただいているので、お役に立てるようヒアリングから行っていきます!
今回は、インフルエンサーとして依頼されたPRのシゴトや飲食店の店頭POPの制作、フェムテック商品のクラウドファンディング内容の執筆など多岐に渡る広告事例の相談がありました。
今回、事例検討会の内容で特にお伝えしたのは、「クライアントさんの立場を考えて、思いやりのある提案をしよう」ということ。
「感謝されるヒアリングをしようという内容が勉強になった」「まだまだ提案力が足りないので身につけないといけないと気づかされた」などの声が多く出ました。
一番はヒアリングでしっかりと商品サービスの内容やクライアントさんの意向を汲み取ること。
提案力について、次の内容で解説していきます!
クライアントさんの意向を汲み取ることが、信頼関係の構築にも繋がる
今回の事例検討会では、化粧品のSNSでのPRのシゴトや店頭POPの制作でクライアントさんから表現したいコトバが指定されているというケースの相談を受けました。
セールスライティングの観点でリライトし、より売上を上げたいという相談でしたが、セールスライターとしてクライアントさんの意図も汲み取る必要があります。
マーケティングの視点で、商品販売の際に統一して用いているキーワードがある場合も。
例えば、化粧品の広告に「ツヤ肌」の文字を入れてほしいといわれた場合、ツヤ肌はよく見る表現だなと思っても、ライター側の感覚のみで「よく使われている表現なので言い換えました」と伝えるのはNG。
・どのような意図でキーワード指定をしているのか ・よく見る表現だなと思う場合は、ライター側の主観ではなく「○人に聞いたら○人がよく聞くキーワードと思ったと回答した」などの客観的なデータが必要。
セールスライターとして、クライアントさんにお伝えする内容には全て理由が必要です。
ライティングする内容が主観的な意見だと信頼を失う場合もあるので、過去の事例を知ることや、リサーチでデータを集めることは重要です。
感謝されるヒアリングができてこそ一流のセールスライター
今までの事例検討会でもお伝えしているように、広告制作の8割はヒアリングで決まります。
ヒアリングと一言でいっても、ただ商品の内容を聞き出すだけのヒアリングはNG。内容を聞くだけであれば、商品についての資料を見ればわかるからです。
「なぜこの商品を作ったのか」「どのようなターゲット層の、どんな悩みを解決できる商品なのか」「なぜこのコンセプトなのか」など、クライアントさんからいただいた情報について深く聞くことが重要です。
クライアントさんから返ってきたことに対して質問返しをして深堀りしていくことで、クライアントさん自身も「そういえば商品を作成したときはこんな想いがあったな」「こっちの内容の方がターゲット層に届くかもしれない」など、新たな気づきを得ることが出来ます。
「ヒアリングをしてもらえて良かった。ありがとう」と感謝されるような充実した時間を過ごしてもらいましょう。
広告制作は、クライアントさんの協力が必須です。クライアントさんの役に立つためにも、自社の商品サービスの魅力に改めて気づき、より消費者に届けるために必要な内容を一緒に見出す時間にすることでターゲット層に響く広告制作を行うことができます。
今回のようにただセールスライティングや薬機法のスキルを学ぶだけではなく、事例検討会といった既に活躍している先輩に意見をいただいたり、添削を通じて制作物をブラッシュアップしてよりクライアントさんのお役に立ちたい!という方はこちらから講座の詳細をご覧くださいね!