知らないと損する依頼が殺到するライターになるためのマインド【B&Hライター養成講座 第178回事例検討会】

こんにちは!

B&Hライター養成講座 講師の中道です。

 2022年4月02日10:00~12:00、「B&Hライター養成講座」第178回事例検討会を行いました。

事例検討会に参加する受講生は、ライター初心者、すでにライターとして活動中の方など、その背景はさまざま。

お互いが仲間でありライバルですが、実際の仕事の悩みを皆で共有することで、「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えて心が軽くなることもよくあります。

孤独になりがちなライターという仕事において「何かあったら相談できる!」という場があるのは本当に貴重です。

この記事では、「事例検討会に出た主な相談」と「化粧品広告における”推薦者”の肩書で気をつけること」についてご紹介します。

 

第178回B&Hライター養成講座 事例検討会に出た主な相談

 

  • 「美容皮膚専門家」化粧品広告で表現できる?
  • 化粧品広告で指摘を受ける「他社誹謗」の表現とは?
  • 誰に向けて記事を書くか?ペルソナ設定時の注意点
  • 仕事獲得の上で「記事LP専門」などの専門性をPRするメリットは?
  • ライター初心者が実績を作る方

 

事例検討会に参加した受講者の声

 

事例検討会後の受講生の皆さんの感想をご紹介します。

【】内の点数は、「今日の事例検討会を知り合いにすすめる可能性は10点満点で表すと何点?」という質問に対する皆さんの答えです。

全員に10点満点をいただきました!

 

Y.K様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

皆様お疲れさまでした。ありがとうございました。化粧品広告の権威性の表現について理解できました!

①医師、厚生労働省、美容師などはNG。

②影響力のある芸能人等の推薦はNGになる可能性がある。

<その他学んだこと>

①セールスライティングができれば強みにできる。

②クライアントに適正広告ガイドラインを示すときはURLを貼り付けるなど、クライアントの手間を省くようにする。

③リード文にはベネフィットを入れる

 

K.Y様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

オンライントレーニングを通して自分はLPは向いてないんじゃないかと思ってモヤモヤしていたけど(とても時間がかかり結局時間切れになった)、方向性についてご相談できてよかったです。

1つのことをやるのに時間がかかりすぎる、勉強した内容がどんどん抜けていくというのが日々の悩みです…

<その他学んだこと>

・一次情報についてクライアントさんにお伝えする時は分かりやすいよう正式名称で伝える。

・セールスライティングだけでも世の中には仕事がたくさんある。

・0を1にすることをクリアできればそこからが早い。

 

K.T様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

自身認識の中で判断が曖昧になっていた部分がクリアになりました。(他社誹謗、権威性表現の可否ボーダーラインなど)

学んでいくほど、まだまだ勉強不足だということを感じます。

<その他学んだこと>

・クライアント様資料に一次情報を掲載する場合は、URLを貼り付け、必ず正式名称で記載(クライアント様の手間を省く配慮が必要)

・ライターとして採用された際は、「自分に求められているのは何なのか」確認

・薬機法に捉われ過ぎてもダメ(知っていて当たり前)→鍵はセールスライティング

・クライアント様に薬機法非対応・薬機法対応両方をお見せし、「薬機法対応してもこれだけ魅力的に書ける」と価値を伝える

迷走中の私は、まず「自分がお役に立ちたいのはどこの誰?何?」を考えるべき(ビジョンの明確化)が大切だと実感しました。

LP制作に携わりたいという気持ちが強いので、丁寧に制作例を作り、数を積み重ねていきたいです。

 

カガワレイコ様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

化粧品の権威性を出す際の表現の考え方を整理できました。

薬機法のレベルは、慣れないうちは過剰に警戒してしまいますが、「明らかにNG(誇大広告や最悪の場合は詐欺に近い)」と「事実だけど書けないこと」の違いをしっかり理解して、クライアントさんの意向に合わせた提案が出来るようになる必要があると感じました。

一度学んだ部分もまだまだ知識が曖昧な部分が多いな…と広告を分析するたび感じています。

今後、薬機法でグレーな内容でクライアントさんによって判断が分かれやすい部分などを知りたいです。

次回までに、今回間に合わなかったオンライントレーニングのLPプロットの修正とワイヤーフレーム完成を頑張ります!

 

G.Y様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

お世話になっております。昨日もありがとうございました。

薬機法のグレーゾーンに対しての考えや、クライアント様への具体的な対応方法などを知ることができました。中道さんのこれまでのご経験を聞かせて頂けるのは、ここにしかない魅力です。他の方の記事を拝見して、離脱しない記事について深めることができました。

適正広告ガイドラインなどを読んでも、落とし込むことが難しく、NGだが広告には通る、ここまでは攻めるクライアント様が多いなど、ご提案がなかなかできないのが悩みです…

今、記事LPの解析をしているが、どれがいい記事LPなのか混乱しているので、さらに整理していきたいです。得意なものとやっていて楽しいものへのへだたりを感じています。

 

I.S様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

事例検討会、ありがとうございました!

時間管理不足が原因でやりたい事が思うようにできないことが悩みです。自分の軸のブレが行動力不足を招いていると気がつきました。

今後セールスライティング力を身につけたら企業への営業の仕方を学ばせていただきたいです。

<学べたこと>

適正広告基準の禁止事項に触れるのは影響力のある人。美容家であっても相当影響を与える場合は触れる可能性あり。ただし、広告審査は通ることもクライアントへ一次情報と合わせて説明する。

<次回までにすること>

・課題3本提出

・クイズ100問

 

O.A様【10点】

【上記の点数をつけた理由】

いかにクライアントさんや読者の方に負担与えずに(離脱されずに)読んで頂けるか。他者への配慮と分かりやすさは今後の仕事の上でも大切なことだと実感しました。

そういったことは、生の声を聞ける事例会のような場で、何度も聞くからこそだと感じました。

「課徴金制度」が厳しくなった時にいかに波に乗れているか。今後のモチベーションにもつなげようと思います。

今月から次回配分を見直し、積極的に参加できるよう心がけます。

 

事例検討会では、受講生同士で広告や制作物についてもディスカッションを行い、講師が添削をしています。

動画で学んだことをアウトプットするからこそ、自分の身になり実際のシゴトで活かせるスキルが身につきます。

 

化粧品広告における”推薦者”の肩書で気をつけること

 

毎年、大量の新製品がリリースされる化粧品業界。
最近では、大手メーカーだけでなく個人で商品を販売する方も増え、ますます消費者にとっては商品の選択に悩む時代です。

そんな中、消費者の選択に大きな影響を与えるのが、その商品の”推薦者”。
仮に、皮膚科医が推薦する商品は、多くの人は「専門家がおススメするなら良い商品に違いない」と思うでしょう。
ですが、皮膚科医のような医療関係者の推薦は、日本化粧品工業連合会が定める「化粧品等の適正広告ガイドライン」において、以下のような決まりがあります。

F11.0 医薬関係者等の推せんの制限の原則

医薬関係者、理容師、美容師、病院、診療所、薬局その他化粧品等の効能効果に関し、世人の認識に相当の影響を与える公務所、学校又は学会を含む団体が指定し、公認し、推せんし、指導し、又は選用している等の広告を行ってはならない。
ただし、公衆衛生の維持増進のため公務所又はこれに準ずるものが指定等をしている事実を広告することが必要な場合等特別の場合はこの限りでない。

 

また、最近増えてきたSNSマーケティングなどで、インフルエンサーに商品のPRをお願いする場合にも注意が必要です。
先ほどのガイドラインには、以下のような続きがあります。

なお、美容ライター、美容家(専門家、研究家等を謳う著名人を包含する)が、広告(推薦)する行為について直ちに違反とする趣旨ではないが、化粧品等の効能効果に関し、世人の認識に相当の影響を与えると考えられる場合には本項に抵触するおそれがあるので注意すること。

 

つまり、影響力が大きい人の推薦は、「消費者の誤認を招く」と指摘を受けるリスクがあるのです。
「化粧品等の適正広告ガイドライン」は行政が管轄しているものではありませんが、ほとんどの企業が化粧品広告の指針の一つとしています。
美容健康分野のライターなら、こういった業界のルールもしっかり把握した上で、クライアントへ提案する必要があります。
一次情報や業界ルールをしっかり理解し、より専門性を身につけたライターとして市場価値を高めていきましょう!

 

より価値提供できるライターになるためのマインドセット

 

B&Hライター養成講座では、単にライティングができるだけでなく「いかにクライアントさんのお役に立てるか?」という視点で、常に先回りして提案できるライターを育てています。

例えば、LPのワイヤーフレームの作り方1つにしても、「この資料は誰に何を伝えなければならないのか?」という意識を持って作成すれば、おのずとクライアントさんと認識のズレを減らすことができます。

「良い広告を作成して売上に貢献する」というゴールを達成するためには、ただ言われたことをするだけでなく、関わる人がスムーズに仕事を推進できるような気配りが求められます。

B&Hライター養成講座の多くの受講生が活躍している理由の1つに、このマインドを身につけていることが挙げられます!

ここまでお読みいただき、B&Hライター養成講座に興味がある!という方は、ぜひ一度コチラをご覧ください!

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