こんにちは。B&Hライター養成講座 主宰の中道麻智子です。
商品やサービスを買うとき、お客さんが一番初めに目にするのが「キャッチコピー」ですよね。つまり、この1行が売上を左右すると言っても過言ではありません。 だからこそ、「売れるキャッチコピー」を作れるライターは重宝されますし、当然単価も上がります。
ですが、こんな風に思っていませんか? 「キャッチコピーって、結局センスでしょ?」 「私、刺さる言葉なんて思いつかないし……」断言します。キャッチコピーはセンスではなく、スキルです。
天から降ってくる言葉を待つ必要なんてありません(もし降ってくるなら、それはそれで羨ましいですが笑)。実は、キャッチコピーを作る「順番」さえ守れば、誰でも着実に反応の取れる「売れるコピー」が作れます。
今回の記事では、「刺さらない1行」を「売れる1行」へと変えるための具体的な4ステップを、実演を交えながらお伝えします。AIには出せない、人間味あふれる「売れるコピー」を作れるようになりたい方は、ぜひ最後までお付き合いください!!!
【実演ワーク】このキャッチコピー、あなたならどう直す?
まずはウォーミングアップです。 あなたがクライアントから、以下のサービスのキャッチコピーを考えてほしいと依頼されたとします。
サービス名:『売れるキャッチコピー実演&添削会』
- ターゲット:独学でキャッチコピーを学んでいるライター
……さて、いかがでしょう? 「売れるキャッチコピー実演&添削会」だけだと、なんだか無難すぎてスルーされそうですよね。「ふーん、そういう会があるのね」で終わってしまいます。
では、このサービスに集客するためには、どんなキャッチコピーにすれば魅力が伝わるでしょうか? 正解なんてないので、ちょっとだけスクロールを止めて、2〜3分考えてみてください。
(……考えましたか?では、進みましょう!)
ここから先は、あなたの考えたコピーをさらに「売れるもの」へとブラッシュアップする4つのステップをお伝えします。派手な魔法ではありませんが、一生使える超・実用的なスキルです。
売れるキャッチコピーを作る4つのステップ
ステップ1:読み手の「悩み」と「欲求」をドロドロに出し尽くす
まずは、ターゲット(今回は独学ライター)がキャッチコピーを作る時に、どんなことに悩み、何を求めているのかを書き出します。
ここでのポイントは、AIに聞くだけでなく「生の声」を拾うことです。 AIに聞けば優等生な回答は返ってきますが、本当に喉から手が出るほど欲しい「人間のドロドロした欲求」まではなかなか出てきません。
例えば、私が実際にライターさんから聞いた「リアルな悩み」はこんな感じです。
- 「クライアントに提出する前、これでOKが出るのか不安すぎて吐きそうになる」
- 「いろんな案を出すうちにゲシュタルト崩壊して、結局何を言いたいのか分からなくなる」
- 「AIが出した案を見ても、なんか綺麗すぎてしっくりこない」
- 「やっぱり自分にはセンスがないんだ……と自己嫌悪で夜も眠れない」
かなりリアルですよね(笑)。 そして、彼ら彼女の「欲求」はこうです。
- 「迷わずに、バチッと1行目が決まるようになりたい!」
- 「『これで完璧です!』とドヤ顔でクライアントに提出したい!」
- 「売上に貢献して、次も指名されるライターになりたい!」
反応の出るコピーを作るための大前提は、「読み手の理解」です。テクニックに走る前に、まずは相手の心の中を丸裸にしましょう。
ステップ2:このサービス「だからこそ」の強みを洗い出す
次に、そのサービスにしかない強みを出します。 ここでの合言葉は「他でも言えることは、容赦なく削る!」です。
例えば化粧水で「プルンと潤います」なんてコピー、よく見ますよね。ですが、潤わない化粧水なんてそもそも不良品だと思いませんか?(笑)。他の商品でも言えることをドヤ顔で語っても、誰の心にも刺さりません。
今回の「添削会」ならではの強みを探してみます。
- 「プロの思考プロセスを、画面共有で実況中継します」
- 「穴埋めするだけで作れる、秘密のテンプレートをプレゼントします」
- 「たった30分でキャッチコピーが完成する手順をお伝えします」
こういった強みは、自分一人で妄想するのではなく、クライアントさんに「他とは何が違うんですか?」と根掘り葉掘りヒアリングするのが一番確実です。
この「泥臭いヒアリング」こそが、AIにはできない人間のライターの価値になります。
ステップ3:悩みと強みを「お見合い」させる(ベネフィット化)
ステップ1の「悩み・欲求」と、ステップ2の「強み」を掛け合わせます。 つまり、「あなたの悩みは、この強みでこう解決しますよ(=ベネフィット)」*という形を作っていくのです。
- 悩み:「結局何を言えばいいか分からず、何時間も迷ってしまう」
- 強み:「穴埋めテンプレート」+「30分で完成する手順」
- 重なる部分(ベネフィット):「迷わずに、30分でバチッと1行目が決まる!」
このように、悩みと強みがカチッとハマる部分を見つけ出し、キャッチコピーの素材として集めていきます。
ステップ4:フワッとした表現を「超・具体化」する、とはつまり?問いかけ戦法
最後の仕上げです。ステップ3で作った素材が抽象的だと、パッと見た時に心にグサッと刺さりません。ぜひ、作ったキャッチコピーに「とはつまり?」と問いかけてみてください。
「売上を上げます!」→(とはつまり?)「売上を2倍にします!」、「安くなります!」→(とはつまり)「50%オフ!」後者の方が、圧倒的に映像が浮かびますよね。数値化したり、場面を限定したりして、超・具体的にしていきます。
例えば、先ほど集めた素材を具体化してキャッチコピーにすると、こんな風に生まれ変わります。
【改善後のキャッチコピー案】
- 「反応ゼロの恐怖から卒業!売れる1行が“30分”で決まるコピー実演会」
- 「もう提出前に悩まない。穴埋めするだけで売れるコピーを量産できる実演&添削会」
最初の無難な「売れるキャッチコピー実演&添削会」に比べて、「誰の、どんな悩みを、どう解決してくれるのか」が明確になり、ターゲットなら思わず参加したくなる魅力的なコピーになったはずです。
AI時代だからこそ、「泥臭いステップ」が差を生む
キャッチコピー作りで一番大切なのは、ステップ1(悩みの理解)とステップ2(強みの洗い出し)です。
ここをすっ飛ばして、いきなりAIに「ライター向けの添削会のコピーを考えて」と指示しても、出てくるのは「あなたの文章力をアップ!」みたいな、どこにでもあるダサいコピーだけです。
逆に、ステップ1・2を人間が泥臭くリサーチし、その結果をAIに渡して「この条件でコピーを出して」と指示すれば、AIは優秀なアシスタントとして素晴らしい働きをしてくれます。
そして最後に忘れないでほしいのが、「キャッチコピーは量産してナンボ」ということです。実際の案件では、20個、30個とひたすら案を出します。野球の素振りと同じで、バットを振れば振るほど確実にうまくなります。「センスがないから……」と落ち込む暇があったら、まずは30個書いてみましょう!
キャッチコピーのスキルを身につければ、クライアントの売上に直結し、ライターとしての価値(と単価!)はぐんぐん上がります。ぜひ今回の4ステップを、実際の案件でも試してみてくださいね。
▼今回の動画本編はこちら
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