こんにちは!B&Hライター養成講座 講師の中道麻智子です。
事例検討会も、200回という回数が見えてきました。
B&Hライター養成講座の最も満足度の高いコンテンツが事例検討会です。
セールスライティングや薬機法を学習する上での疑問点や、実際のシゴトの相談ができる場であり、毎回受講生同士忖度ない意見を言い合ったり、講師からアドバイスをもらったりすることで美容健康分野のセールスライターとして成長する場となっています。
セールスライティングは、いくら頭で考えても自分の中に正解はありません。
正解を知っているのはお客様なので、受講生にアンケートを取ったり、過去の事例を元により売れる表現に修正したりことで読み手に届く制作物ができるようになります。
今回は、「第192回事例検討会の受講生の声」と、「薬機法ができるライターがやるべきこと」についてお伝えします。
もくじ
第192回事例検討会で出た相談
- ダイレクトメールでの健康食品の表現はどこまでできる?
- 雑貨でできる体への効果について
- 薬機法ができるライターがクライアントさんにやるべきこと
- 改正特定商取引法について
薬機法ができるライターとしてやるべきことが見えました!
今回は、最近クライアントさんからいただくことが多くなった「薬機法ができるといっているライターがダメだった」という悩みについての話もあり、「美容健康分野のセールスライターとして、重要なことを学べる回でした!」と全員から10点満点をいただきました。
渡部早紗さん 【10点】
S・Mさん 【10点】
H・Yさん 【10点】
今回の事例検討会では、改めてただ相談するだけの場ではなく、レベルアップするために「質問に答える場合は、相手をクライアントさんだと思ってロジカルに説明する」ということを徹底するようお伝えしました。
そのこともあって、「自分は薬機法ができるライターとしてまだまだだな」と感じた方も多かったようですが、これに気づくことができるかどうかが成長の分かれ目です。
多くの方は自己流だと不足しているスキルや考え方に気づくことができないので、事例検討会のように経験豊富な先輩が参加している場で学ぶことで、さらにブラッシュアップすべきことに気が付くことができます。
短期間で成長するためには、「既に活躍している方に学ぶ」ことや、「レベルの高い環境に身をおくこと」が重要です。
ダイレクトメールも、商品の購入導線があれば広告に入ります
今回は、健康食品のダイレクトメールにおいて、病名症状の表現があったため受講生と講師でディスカッションを重ねました。
店舗に訪れた人や、過去に商品の購入をしたことがある方に対するダイレクトメールは、Yahoo!やGoogleなどの広告に比べるとクローズドな場なので、薬機法に関する表現も攻めたものが多い風潮があります。
一定数のお客様しか見れない手段であっても、薬機法は広告の3要件に当てはまれば、意識してライティングする必要があります。
広告の3要件 ①顧客を誘引する(顧客の購入意欲を昂進させる)意図が明確であること。 ②商品名が明らかにされていること。 ③一般人が認知できる状態であること。
ダイレクトメールであっても消費者の目に触れている時点で一般性があり、商品を認知してもらって商品を買ってもらう意図があります。
薬機法が関わるかどうかは広告に当たるか当たらないかが重要です。
様々な事例を押さえておきましょう。
美容健康に関わるライターは、ロジカルに説明することで信頼を得られる
「販売側に、かたくなに表現したい内容がダメと言われる」という相談がありました。
実際にディスカッションを重ねたところ、
・特にダメと言われた表現に関しての根拠がない
・全部削除してくださいとしか言われていない
という状況が分かったのです。
クライアントさんによって薬機法やセールスライティングについてのレベル感は異なります。販販売店独自のルールを定めていることもあるため、表現について指摘を受けた場合はその理由を聞くようにしましょう。
薬機法や景品表示法などの美容健康に関わる法律についてはフローチャートで整理することがおすすめ。自分で調べた上でフローチャートにし、セールスライティングと薬機法の観点で「なぜこの表現にしたのか」をロジカルに説明して信頼されるセールスライターになることが重要です。
最近は薬機法ができるライターは二極化しています。ちょっと学んだだけでは、実力は打合せやメールでばれます。
さらに、クライアントさんの目的は「薬機法を守ること」ではなく「セールスライティングでいかに魅力的に魅せることができるかどうか」なので、薬機法を理解しているだけではなく「分かった上で書ける」セールスライターになりましょう!
ここまでお読みいただき、美容健康分野のセールスライターについてもっと知りたい!と思われた方は、こちらから詳細をご覧くだしい。